タグ: 海外研修

  • アメリカ研修報告 2011年度?

    アメリカ研修報告 2011年度?

    さて今回は予告どおり

    研修期間中のオフショットです^0^

    自由時間が1日とハードスケジュールでしたが大切な

    仲間たちと楽しいひと時を過ごすことが出来ました!!

    (1週間同部屋で生活したフタツカ薬局の中須さんです。)

     

     

    NYマンハッタンにて

     

     

    NY有名なチャイナレストランここで思わぬトラブルが・・

     

     

    (マンハッタンの中心地・・・まさか自分がここにいるとは^^;)

     

     

    遠くに「自由の女神」が見えました・・

     

     

    ウォールSt近くの公園に変な集団が・後のデモだとは^^;

     

     

     

    日々のストレスをここで発散してました^^

    アメリカで食べる日本料理・・美味しかったです!!

    アボガドロール・・・・??

    意外と美味しかった^^;

     

     

    グラウンドゼロ跡地・時代は確実に動いています。

     

     

    ハーバード大学正門で記念撮影(気持ち天才!!)

     

     

    ボストンレッドソックス

    本拠地フェンウェイパークにて記念撮影!!

    松坂・・・今年は復活を!!

     

     

    ボストン美術館

    正面にて記念撮影です^^

    中にはミレーの「種まく人」やゴッホ・モネなどの有名な作品が

    あり興奮状態でした・・・^^;

     

     

    ボストンでも有名なロブスター料理店へ行きました。

    私は加能ガニの方が好きかな。。。

    クラムチャウダーは最高でした^0^/

     

     

    帰りはデトロイト空港から成田へ移動です!!

    空港内に電車が走っていました…

     

    帰りのフライトが5時間も遅れて・・・・

    アメリカらしいかな^^;

     

     

     

     

    研修の合間の楽しいひと時でした^0^

     

    「参加されたメンバーの皆さんへ」

    貴重な時間を一緒に共有できたことに感謝しております。

    ありがとうございました。

    またお会いできる機会を楽しみにしております^0^

     

    医薬事業部 勝村 弘人

     

     

     

     

     

     

     

     

  • アメリカ研修報告 2011年度

    アメリカ研修報告 2011年度

    今回は小規模メールオーダー薬局の

    「マンデルズファーマシー」について報告させていただきます(^0^)

    ここはニュージャージー州の閑静な住宅街です。
    そのはずれに位置しているテナントビル
    の一角にある薬局です。

    「広大な敷地に大きな駐車場を完備しています。」

    テナント内にはデンタルクリニックもありました。

    それ以外は医療に関係ないものばかりだったような・・。


    「これが入り口になります」

    ちょっと拍子抜けしてしまうくらいの入り口です。

    建物は築30年くらいは立っているような感じでした・・・^^;

    ここでは主に不妊治療専門の薬剤を扱っており、他の薬局との

    差別化を図っています。

    1本800ドルするような薬剤もあるそうですが、ものすごい勢いで出ていきます。

    このような治療を受ける人は富裕層が多く、支払いに関してもほとんどトラブルもなく

    安定した収入があるのも強みとのことです。

    1日120名の処方箋調剤を行いますが24時間365日の体制でカウンセリング

    を含めて対応を行っておりますので、本音はボスがいないから言うけど

    「超しんどい」と言っていました・・・・^^;


    (電話対応の様子です。)

    ひっきりなしにかかるそうですよ・・・

    1000平方メートルの中に調剤室やこのようなブースがあります。

    現在では、21州にまたがって処方箋が来るほどになりました。

    そのため薬剤師もライセンスの更新が必要になります。

    (各州の調剤ができるように、対象の州の法規試験にパスする必要がある)

    これもまた大変です・・・・

    (調剤室内です)

    薬剤師が3名に対してテクニシャンは10名ほどおられます。ここでは

    発送も含めての作業もあるため多くの人が勤務されています。

    (無菌調剤室です=意外と簡易的に見えますが・・・)

    気になる年収は・・・・・

    の質問にサラッと「10万ドルです!」って・・・

    「ウォルグリーンは25万ドルですよ!」と笑顔で答えてくれました^0^

    専門性も極めることで、安心や信頼を勝ち取ることができるとのことでした。

    「確かに!!」

    私たちの取り組む方向性のヒントになりました!!

    ちなみに答えてくれた薬剤師の先生は5年間もバーケーションを

    取れてないといっていました・・・(汗)

    次回はオフショットです^^

    医薬事業部 勝村弘人

  • アメリカ研修報告  2011年度?

    アメリカ研修報告  2011年度?

    今回は研修1日目の中でのトピックスを

    報告いたします。

    「アメリカの薬剤師教育と大学の役割」について簡単に報告いたします。

    現在、アメリカでの薬剤師を取りまく環境に大きな変化がこの5年間で

    見られてきました。それは薬科大学が全米中に乱立し、薬剤師の需要と供給

    のバランスが崩れてきたためです。一方では、質の高い薬剤師の確保に困難

    が見られてきているそうです。

    アメリカの不況や競争の激しさもあり、ギリギリまで就職できない人が

    20%も残っているそうです。

     

    現在では教育プログラムの中で特に必要とされているのが、

    コミュニケーション能力です。これは入試の段階で重要視されており

    これに著しく欠如している人は入学できないそうです・・・

    他には、

    医療人としての奉仕の気持ち

    基礎的な学力

    チームアプローチ能力

    などといった能力が必要とされる薬剤師に多く求められてきます。

    日本と同じ現象が起こっていることに驚きを感じました・・・

    (ある意味、アメリカはもっと先進的な印象が強すぎた為でしょうか・・)

    (研修の合間・・・・)

     

    また、薬剤師の仕事の内容が「調剤」から「臨床サービス」に大きく

    シフトしてきており、それに対応できる薬剤師の養成が急務だそうです。

    各国問わず、薬剤師としての社会的役割は間違いなく変化を求められていることが

    うかがえます!!

    社会から期待される薬剤師になるように、皆さん一緒にがんばりましょう^0^/

     

    医薬事業部

    勝村 弘人

     

     

     

     

     

     

  • アメリカ研修報告 2011年度

    アメリカ研修報告 2011年度

    空港をおり当日はそのままホテルに直行し明日からの英気を養います。

    拠点はニュージャージー州にありますDabletree Fort Lee Hotel で4日間宿泊になります。

    September 26,Mon

    研修はニュージャージー州にあります

    「アーネストマリオラトガーズ大学薬学部」をベース

    として行われました。

    1日目のカリキュラムは下記のとおりです。

    特別レクチャー

    1「アメリカ並びにラトガーズ大学における薬学教育、薬剤師の役割」

    2「今日の薬剤師の倫理規定」

    3「健康促進における薬剤師の役割=治療するよりも予防するほうがよい」

    その後、
    Robert Wood University Hospital,Phamacy Department
    にて院内見学

    (自動調剤払出しマシンです。)

    (調剤棚はまるで魚眼レンズでのぞいた形状です!!)

    最後に、独立系の調剤薬局(Mandell’s Pharmacy)訪問

    (メールオーダー薬局ですが、不妊治療専門の薬局であり

    他社との差別化により圧倒的優位を誇っている!)

    1日目スケジュールは以上になります。

    説明するにはたくさんのボリュームになりますので、改めて研修会にて

    お話させていただきます^0^

    トピックスは随時アップしますのでまた見てくださいね!!

    医薬事業部

    勝村 弘人

  • アメリカ研修報告 2011年度 

    アメリカ研修報告 2011年度 

    弊社では昨年度より薬剤師教育の一環として

    日本保険薬局協会さまが主催する

    「薬剤師研修プログラム」in AMERICA

    に参加しております。

    今年度は私、勝村が出席させていただきましたので

    その研修内容を随時アップさせていただきます。

    どうぞよろしくお願いいたします^0^

    今回は平成23年9月25日から10月2日の6泊8日の

    スケジュールでした。

    場所はアメリカ東海岸のニューヨーク・ボストンを中心に

    研修を行いました。

    総勢34名にて、北は秋田県から南は沖縄県の薬剤師の先生方が

    参加されました。今回の参加者は30代を中心としたこれからを

    期待されるパワーみなぎる方々ばかりでした^^

    成田空港にて皆さんで顔合わせと自己紹介を行い

    いざ出発です!!

    (自己紹介とガイダンス風景です)

    12時間のフライト後にようやくJFK空港に到着です!!

    期待を胸に研修会が始まります^0^/

    (到着後すぐ空港にて)

    次回へ続く・・・・

     

    医薬事業部

    勝村 弘人

     

  • 海外(米国)研修報告2010 その4

    海外(米国)研修報告2010 その4

    ワシントン大学での講義

    この日は、ワシントン州薬剤師協会 会長のDr .Jeff  Rochon教授から
    「医師との共同による薬物治療」について講義をいただきました。

    米国では、1999年頃から、医師との共同による代替医療を開始している。
    医療費が膨大に膨れ上がる中で薬剤費のコスト削減が大きなテーマとなっています。

    米国では、ジェネリックに変更するにあたり薬剤師協会は医師とある協定を結ぶ事に
    成功し、薬剤師の役割の拡大を手にしています。CDTA’s(共同薬物治療協定)という
    特定のプロトコールにより、特定の治療に対し、薬剤師に処方権を委譲している。

    このプロトコールより、患者は夜でも、週末でも休日でも地方へのお出かけも・・・
    治療へのアクセスがしやすくなり、地域住民は予防接種などができ、感染症拡大や、
    妊娠予防ができるようである。
    そして薬剤師は、薬剤の投与量、種類、用法、期間、検査等について、Drと協働して
    実施できます。仕事の満足度が増加し、自分が習得した能力を活用できます。
    しいては、医療費の削減にも寄与するとの事でした。
    ワシントン州では6000人の薬剤師が、1100店の薬局が登録している模様だ。

    「Harborview Medical Center Pharmacy Department」見学

    ハーバービューメディカルセンターは、当大学のもう一つの病院でシアトルのダウン
    タウンに所在する。287床で薬剤師は60名。(うち30名は病棟業務を行うファームD
    を取得する。)主に救急医療を専門とし、アラスカ・ユタ・オレゴンなどの
    州がヘリコプターで治療を受けられる施設を整える。

    (病院内の会計業務風景 ここで私服の女性が薬のお渡しも行う)

    ここでは、日本人のテクニシャンが勤務されていて、丁寧に解説していただきました。

    「Kelly Ross Pharmacy」見学

    シアトルの在宅専門の個人薬局。経営者3名で開局した外来患者ゼロのデリバリ
    ーサービスに特化した薬局。
    その薬局と事務所はビル4Fにあり80坪ほどを借りて、調剤業務をしている
    大手チェーンとは異なるきめ細かなサービスで、老人施設などの調剤を一手に
    引き受けている。処方箋を一度患者の手にわたす必要のない米国では、患者の
    同意をとり調剤しています。

    「walgreen」見学

  • 海外(米国)研修報告2010 その3

    海外(米国)研修報告2010 その3

    『ワシントン州立大学』

    メドコ社のダン・ダニエルマネージャーによるメールオーダー薬局の説明と
    医療保険制度の中で「PBM」(PharmacyBenefitManager)という組織
    団体が存在することを学習した。

    PBMは保険提供者を顧客とし、全ての患者情報を所有し複雑な保険制度の中で、
    薬局に対する請求処理に関与し、保険支払いがスムーズに行くように保険会社と
    調整を図る。また製薬メーカーからは薬剤購入の交渉を行い、ジェネリック薬を薬局
    へ推進したりして、医療費を抑えるツールを全自動システムで運営している。
    この概念は日本には全くなく理解しがたい。
    またこの組織がメールオーダー薬局を運営していると聞きさらに驚くばかりである。


    ラスベガス郊外に展開するメールオーダー薬局のmedco社には、
    この研修の後半に訪問するが、撮影禁止で薬局内の映像なし。
    我々が日本人として初めて見学できました。
    なんと、東京ドームほどの大きさの薬局!!!
    もはや薬剤工場としかいいようがありません!
    2 3日で、空港便で全米に空輸する。
    『ノースシアトル コミュニティカレッジ』見学

    日本にはない、「テクニシャン」というライセンスを取得するための専門学校。

    1970年代から存在し、入学すると9ヶ月で、基礎的な計数調剤のための
    数学、法令、薬理、レセコン入力などを学習する。また在学期間中
    2箇所で実務実習を432時間行い、試験を受けてパスしなければならない。
    国の制度としてテクニシャンの需要は高まっており、病院勤務は
    最も福利厚生も厚く人気が高い。

    テキストを拝見したが、とても9ヶ月で習得できるような内容ではない気が
    しました。


    また、輸液の無菌調整や保険制度まで学習するため、
    日本の薬剤師の行うレベルに近い気もしました。

    『BARTELL DRUG』見学

    日本人の米国薬剤師ミユキさんがいらっしゃったため、今まで体験した医療制度や
    薬剤師の実像をしっかり、日本の風土を知っている立場から説明していただきました。

    やはり現場では、いろんな問題をかかえ、トラブルを解決し、必死に勤務をされて
    いるようです。

    まず、米国医療制度が破綻寸前で保険会社からの支払いも本当に厳しくなっている。

    薬剤師1人(年間給与1000万円以上)に対し、調剤業務をほぼ全て行うテクニ
    シャン(年間給与350万円以下)を2人まで配置できるのも・・・薬剤師の大きな仕事が
    コスト削減のため保険会社と調整を図る事も、忙しい医師の負担を軽減し、そして1年
    に1回のDrの診察とリフィル処方で管理し、チェックする体制も全て医療費削減のため
    と感じます。

    一部の裕福層には手厚い医療がありすばらしいが、全体を最適としようするならば、
    この米国の医療制度は複雑で日本人には適合しないのではと改めて感じました。

  • 海外(米国)研修報告2010 その2

    海外(米国)研修報告2010 その2

    『ワシントン州立大学』  (シアトルでの研修)

    薬学部副部長であるスタンレー・ウェーバー教授と当大学教育開発部長による
    「アメリカにおける薬学教育」「臨床薬剤師の生涯学習」の講義を受けました。

     


    (午前中の講義風景)

    アメリカの薬学部へは、いきなり入学できないようです。

    2年間のプレファーマシーを受けるか、一般大学の4年を就業していなければ、
    専門に特化した薬学教育を受けられないということです。

    主な内容は、実践基礎といわれる、薬物治療の計測、ケアの提供、また
    薬物摂取システムの考案、ヘルスケア資源の管理などです。
    そして専門的に実践技能を教育されるわけですが、少し驚いたのが、「考える能力、
    意思決定」「リーダーシップ」「品質改善」「チームワーク」「社旗啓蒙活動」「専門的
    行動と姿勢」など日本の大学にはないカリキュラムが徹底されていることでした。

    また、驚いたことにインフルエンザ予防接種など感染症の注射や血圧測定、
    禁煙指導と薬剤の販売、そして課題を考え解決する応用力、カウンセリング
    スキルを薬剤師が行っており、そのための教育を州(国)や大学の生涯学習
    プログラムとしての教育省の全米認定機関(ACPE)が存在し、一定期間(2
    年間)での習得を義務付けていることでした。

    病院見学では、院内の薬局を見学・勉強させていただきました。

    ワシントン大学付属メディカルセンター↑は、学部内に存在し旅行者も安心して
    検査治療も受けられる中核病院です。州の中の組合7病院の中心で、年間
    薬剤総購入額は13000万ドルです。7病院合わせて薬剤交渉にあたり患者
    サービスに貢献しているようです。

    この研修では院内薬局を見学させていただきました。

    (院内の薬剤師さんの仕事風景:調剤業務は行ないません)

    米国の薬剤師さんは、新米ドクターに「どんな処方構成がいいかアドバイス・指導」
    「薬物モニタリング」を行い、医師の信頼を得るに値する業務を行っていました。
    また、保険会社との交渉・調整も大きな業務のひとつです。

    (この部署の薬剤師さんは、私服です!)

    日米薬剤師の業務の差には、国の医療保険制度と教育システムが大きく
    影響しているよです。

  • 海外(米国)研修報告2010 その1

    海外(米国)研修報告2010 その1

    今回、3つのテーマを検証、分析するために米国のシアトルへ行き、
    海外研修を受けてきました。
    またとないこの機会に恵まれて、感謝の気持ちをこめて少し報告したいと
    思います。

    <セミナー1日目>
    米国北西部ワシントン州にある最大の都市、シアトル(seattle)。
    この町は、イチロー選手のいるマリナーズの本拠地として日本人には、
    有名な都市です。


    (マリナーズ本拠地 セーフコフィールド正面玄関)

    人口は60万人であるが、州都オリンピアも含めた広域エリアを含めると
    370万人以上が生活しています。

    (シアトル市内にあるワシントン州立大学)

    この都市は、世界中の都市と姉妹都市契約を結んでおりますが、
    日本では神戸市と気仙沼市が結んでおり、緑豊かな海と湖に面していて、
    ボーイング社、マイクロソフト社、アマゾンドットコム社、スターバックス社、
    エディバウアー社、コストコ社などの世界的に有名な優良企業が本社を置いている。

    今日は、多くの企業の本社を眺めながら市内をめぐり、都市の歴史を勉強しました。

    PS
    seattleという都市の名前は、原住民であるインディアン部族の酋長さんの
    名にちなんで付けられたそうです。
    多くの部族は白人と争い破れ命を失っていったが、この酋長さんは、
    時代の流れを感じ、他の場所へ移る決意をし争わなかったようです。
    アメリカ14代大統領フランクリン・ピアーズにあてた手紙はとても有名です。

    あらゆるものはつながっている
    わたしたちが この命の織物を織ったのではない
    わたしたちは その中の 1本の糸にすぎない
    生まれたばかりの赤ん坊が 母親の胸の鼓動を したうように
    わたしたちは この大地をしたっている
    もし わたしたちが どうしても
    ここを立ち去らなければならないのだとしたら
    どうか 白人よ わたしたちが 大切にしたように
    この大地を 大切にしてほしい
    美しい大地の思い出を
    受けとったときのままの姿で
    こころに刻みつけておいてほしい
    そして あなたの子どもの そのまた 子どもたちのために
    この大地を守りつづけ
    わたしたちが愛したように 愛してほしい
    いつまでも
    どうかいつまでも      』

    昔、聞いた事のあるこの文章を思い出し、改めてこの酋長に敬意をもって
    このまちのことを、この国のことを勉強しようと感じたのでした。

    (シアトルの夜景:スペースニードルから)