タグ: 調剤業務

  • 【大桑店】トビエース勉強会

    【大桑店】トビエース勉強会

    先日、メーカーさんによる勉強会が行われました。

    大桑店では事務員も一緒に勉強会に参加しています。

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    今回はファイザーさんによる過活動膀胱治療剤「トビエース」です。

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    過活動膀胱は女性に多い病気と聞きました。

    患者さんの事例についても話を聞きましたが、女性はなかなかお医者さんに相談しにくく

    診察はどのようなものかと不安が多いようです。

     

    今回、トイレの悩みを抱える患者さん用の冊子をいただきました。

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    裏表紙には医師に渡すカードがついています。

    受診する時にお医者さんに見せて相談するものです。

    勉強会を通してひとつでも知識を増やし患者さまに寄り添えるようにと思います。

     

    大桑店 原田

  • バイタルサイン講習会に参加してきました。

    バイタルサイン講習会に参加してきました。

    今回、 『 一般社団法人 在宅療養支援薬局研究会 』 主催の
    『 バイタルサイン講習会 』 に参加してきました。

    講師である 『 狭間 研至 先生 』 の御講演は、今まで何度か聞かせて
    いただいておりますが、毎回背筋が凍る思いでいました。

    今回、 『 バイタルサイン講習会 』 に参加した理由も、バイタルサインに
    対する興味だけではなく、現状実施させていただいている多職種連携の
    限界および日常の調剤業務の閉塞感を感じていたからです。

    私たちは、本当の意味で他職種の皆さまに承認していただけるために、
    医療現場で必要とされる本質的価値を提供していかなければいけません。

    私は、その本質的価値をずっと見いだせずにいました。

    その折、先生の御講演を聞き、衝撃を受けたことがきっかけとなります。

    今後、私たちが目指そうとしているコミュニティーファーマシーという
    位置付けの中で、1つのカテゴリーとしてのバイタルサインを通じて、
    医療現場に必要とされる役割を担える人材の育成を進めていくことは
    必須と考えています。

    その上で、まずはキャリアパスを明確にしてからの実践ということでしょうか。

    今回講習会を受けて、従来の保険調剤業務がハイクオリティであることは
    前提の上で、在宅療養支援、統合医療も含めたプライマリケアの実践を
    私たちは遂行していかなければいけないことを痛感しました。

    ただ、講習会を受けるにあたり、当初は危機感を抱いていたせいもあったのか、
    勝手に敷居を高く設定していたのかもしれません。

    しかし、講義の途中からは医療人としての喜びの方が優先し、本能的に
    楽しい感覚で満たされていました。

    狭間先生が言われる通り、今回の経験で私は小さな小川を飛び越えた
    のかもしれません。

    しかし、現在 同じ山の頂上を目指している仲間たちみんなで小川を飛び
    越えなければいけません。

    トレンドで入るのではなく、バイタルサインの意義と文脈を理解した上で、
    情熱を持って取り組んでいきましょう!!

    きっと、今まで踏み込んだことのない領域に踏み込む、新たな発見、
    希望、楽しさがあると思います。

    最後に、当日ご指導いただきました、狭間先生、運営に関わられた
    スタッフの皆さま、ディレクター、インストラクターの先生方、当日参加
    されました先生方に深くお礼を申し上げます。

    奥田 武詩

  • T.SHIMADA (田上店 薬剤師)

    田上店 薬剤師  嶋田 徹
      入社年度 : 2011年 5月入社
      所属店舗 : 田上はなの木薬局
      役職    : 新人です^^;
      出身大学 : 北陸大学 衛生薬学科




    Q1. はなの木薬局に入社した理由は?

    はなの木薬局は、挨拶がとても丁寧で明るい雰囲気の薬局だな、というのが
    最初の印象で、なおかつ定期的に勉強会もあるということでこの薬局でなら、
    接客を含め、しっかりと薬剤師としての知識が身につくと思い、はなの木薬局に
    入社しました。

    Q2. 職場の雰囲気は?
    現在の田上店は薬剤師4人、事務員3人の計7人で働いています。
    わからないことや疑問に思っていることはしっかりアドバイスしてもらえるし、
    ちょっとしたことでもお互いに相談しやすい雰囲気の中で働かせていただいて
    います。
    休憩時間には“休みの日に○○に行ってきました”などの話もしたり、
    明るい感じの職場です。

    Q3. 現在の仕事内容は?
    調剤業務を行うことで処方内容の考察や薬の知識を深め、得た知識を
    利用して患者様への服薬指導にできる限り活かしていくこと。
    また、服薬指導では患者さまとのコミュニケーション能力を身につけることが
    今の自分の仕事だと考えています。

    Q4. 仕事で心がけていることは?
    薬についての勉強をすることはもちろんのこと、話や挨拶をするときに、
    笑顔を見せることを心がけています。
    今までを振り返ると、なかなか笑顔で挨拶などをしていなかったと思います。
    でも、無表情の挨拶と笑顔の挨拶では相手への印象も大きく違うと思うので、
    いつまでも忘れずにしていきたいです。

    Q5. これからの目標は?
    社会人として働いて間もないので、まだ右も左もよくわかっていないのが現状です。
    そのため、まずは社会人としての対応や言葉遣いなどのマナーを身につける
    ことがひとつの目標です。
    他にも、今の仕事についての質を高めていくということが今現在の目標です。

    Q6. 薬学生に向けて
    6年制に変わってすぐのことで、国家試験の勉強や授業、実務実習など大変
    だとは思いますが、より専門性を学ぶことで実際に薬剤師として働くようにな
    ったときに、必ず自分のスキルとして残ると思うので、今まで通り、今まで以上
    に頑張ってください。

  • 海外(米国)研修報告2010 その4

    海外(米国)研修報告2010 その4

    ワシントン大学での講義

    この日は、ワシントン州薬剤師協会 会長のDr .Jeff  Rochon教授から
    「医師との共同による薬物治療」について講義をいただきました。

    米国では、1999年頃から、医師との共同による代替医療を開始している。
    医療費が膨大に膨れ上がる中で薬剤費のコスト削減が大きなテーマとなっています。

    米国では、ジェネリックに変更するにあたり薬剤師協会は医師とある協定を結ぶ事に
    成功し、薬剤師の役割の拡大を手にしています。CDTA’s(共同薬物治療協定)という
    特定のプロトコールにより、特定の治療に対し、薬剤師に処方権を委譲している。

    このプロトコールより、患者は夜でも、週末でも休日でも地方へのお出かけも・・・
    治療へのアクセスがしやすくなり、地域住民は予防接種などができ、感染症拡大や、
    妊娠予防ができるようである。
    そして薬剤師は、薬剤の投与量、種類、用法、期間、検査等について、Drと協働して
    実施できます。仕事の満足度が増加し、自分が習得した能力を活用できます。
    しいては、医療費の削減にも寄与するとの事でした。
    ワシントン州では6000人の薬剤師が、1100店の薬局が登録している模様だ。

    「Harborview Medical Center Pharmacy Department」見学

    ハーバービューメディカルセンターは、当大学のもう一つの病院でシアトルのダウン
    タウンに所在する。287床で薬剤師は60名。(うち30名は病棟業務を行うファームD
    を取得する。)主に救急医療を専門とし、アラスカ・ユタ・オレゴンなどの
    州がヘリコプターで治療を受けられる施設を整える。

    (病院内の会計業務風景 ここで私服の女性が薬のお渡しも行う)

    ここでは、日本人のテクニシャンが勤務されていて、丁寧に解説していただきました。

    「Kelly Ross Pharmacy」見学

    シアトルの在宅専門の個人薬局。経営者3名で開局した外来患者ゼロのデリバリ
    ーサービスに特化した薬局。
    その薬局と事務所はビル4Fにあり80坪ほどを借りて、調剤業務をしている
    大手チェーンとは異なるきめ細かなサービスで、老人施設などの調剤を一手に
    引き受けている。処方箋を一度患者の手にわたす必要のない米国では、患者の
    同意をとり調剤しています。

    「walgreen」見学