タグ: 多職種連携

  • 【本郷店】グループホームで研修会

    5月17日、31日に「グループホーム山室の家」にて、

    おれんじ訪問看護ステーションSTさんと一緒に研修会を行いました。

     

    きっかけは、山室の家スタッフさんからの相談で

    「誤嚥しているのか、そうでないのかわからない。」

    「食事も細かく切っているがこれでいいのか疑問がある。」

    という内容でした。

    そこで、おれんじ訪問看護ステーションさんのご協力のもと研修会を行いました。

    内容は、<嚥下の仕組み><注意すべき食事形態>などスタッフ向けの内容を中心に

    入居者の方も一緒に行える嚥下体操も行いました!

    実際に誤嚥した際の対処法も体験することもできました。

    研修会終了後もスタッフの方から食事中の姿勢や疑問点がたくさんあがり、短い時間ではありましたが

    充実した内容になったのではないかと思います。

    また私自身、STさんに関わることが初めてということもあり、普段聞くことが出来ない内容や

    STさんの役割を改めて知ることが出来ました。

    患者様を通じて関わっている多職種の方と直接関わることで、各々が1つのことに対して

    様々な観点からアプローチ方法や考えがあり、協力することで理解度や意欲の向上につながるのだと

    実感することが出来ました。

    今後も多職種の方とのつながりを大切にしていきたいと思いました。

     

    本郷店 高宮

  • 【八ツ矢店】白山ののいち薬剤師会 多職種連携委員会勉強会

    【八ツ矢店】白山ののいち薬剤師会 多職種連携委員会勉強会

    白山ののいち薬剤師会では多職種連携を行える地域のサポート薬局を目指し毎月勉強会を行っています。

     

    今回の勉強会では弊社のM課長に在宅におけるPCAについて講義をして頂きました。

    約30名の参加があり、麻薬の基礎からPCA活用の症例まで講義いただき、

    地域の薬剤師の方からも分かり易いと大好評でした。

     

    また、スミスメディカルのNさんに実際の機械を使ってPCAポンプの手技を教えて頂きました。

    初めて触る方も多く実際にPCAポンプにふれる事ができ、良い経験となりました。

     

    白山ののいち地区では高齢者が多いにも関わらず、

    在宅も遅れており多職種連携が早急に求められています。

    今回、はなの木薬局から普段、私たちが在宅で行っている情報を発信する事ができ

    地域の薬剤師さんの勉強のお手伝いが出来た事をうれしく思います。

     

    在宅終わりに富山から講義をしに来て下さったM課長に感謝申し上げます。

    八ツ矢店 宮下

  • バイタルサイン講習会に参加してきました。

    バイタルサイン講習会に参加してきました。

    今回、 『 一般社団法人 在宅療養支援薬局研究会 』 主催の
    『 バイタルサイン講習会 』 に参加してきました。

    講師である 『 狭間 研至 先生 』 の御講演は、今まで何度か聞かせて
    いただいておりますが、毎回背筋が凍る思いでいました。

    今回、 『 バイタルサイン講習会 』 に参加した理由も、バイタルサインに
    対する興味だけではなく、現状実施させていただいている多職種連携の
    限界および日常の調剤業務の閉塞感を感じていたからです。

    私たちは、本当の意味で他職種の皆さまに承認していただけるために、
    医療現場で必要とされる本質的価値を提供していかなければいけません。

    私は、その本質的価値をずっと見いだせずにいました。

    その折、先生の御講演を聞き、衝撃を受けたことがきっかけとなります。

    今後、私たちが目指そうとしているコミュニティーファーマシーという
    位置付けの中で、1つのカテゴリーとしてのバイタルサインを通じて、
    医療現場に必要とされる役割を担える人材の育成を進めていくことは
    必須と考えています。

    その上で、まずはキャリアパスを明確にしてからの実践ということでしょうか。

    今回講習会を受けて、従来の保険調剤業務がハイクオリティであることは
    前提の上で、在宅療養支援、統合医療も含めたプライマリケアの実践を
    私たちは遂行していかなければいけないことを痛感しました。

    ただ、講習会を受けるにあたり、当初は危機感を抱いていたせいもあったのか、
    勝手に敷居を高く設定していたのかもしれません。

    しかし、講義の途中からは医療人としての喜びの方が優先し、本能的に
    楽しい感覚で満たされていました。

    狭間先生が言われる通り、今回の経験で私は小さな小川を飛び越えた
    のかもしれません。

    しかし、現在 同じ山の頂上を目指している仲間たちみんなで小川を飛び
    越えなければいけません。

    トレンドで入るのではなく、バイタルサインの意義と文脈を理解した上で、
    情熱を持って取り組んでいきましょう!!

    きっと、今まで踏み込んだことのない領域に踏み込む、新たな発見、
    希望、楽しさがあると思います。

    最後に、当日ご指導いただきました、狭間先生、運営に関わられた
    スタッフの皆さま、ディレクター、インストラクターの先生方、当日参加
    されました先生方に深くお礼を申し上げます。

    奥田 武詩