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  • S.NATSUME (坂下店 管理薬剤師)

    坂下店 管理薬剤師  夏目 茂治

      入社年度 : 平成12年度
      所属店舗 : 坂下店
      役職    : 管理薬剤師  薬局長
      出身大学 : 名古屋市立大学


    Q1 はなの木薬局に入社した理由は?

    私は、はなの木薬局ができた時に入社しました。新規の立ち上げであること、総合病院の
    処方を多く取り扱うので幅広い処方を見ることが出来ること、なにより、私は田舎で生まれ
    育ちましたので、地域医療に携わりたいと思っていました。
    坂下店はそのような条件にピッタリだったのでお世話になることにしました。

    Q2 職場の雰囲気は?
    坂下店は取り扱う処方箋枚数も多いので、薬局にしては人数も多いと思います。
    忙しい時は目が回るほど忙しいのですが、それぞれが役割を認識し業務をこなしています。
    また、飲みに行ったり、バーベキューをしたり、年に一回の社員旅行、などスタッフの交流を
    図っています。

    Q3 現在の仕事内容は?
    坂下店の管理薬剤師をしています。薬剤師としての調剤、監査、服薬指導業務はもとより、
    店舗スタッフのシフトの管理、店舗の業務改善のミーティング、会社の意向をスタッフに
    伝達するなど業務内容は多岐に渡ります。
    最近の取り組みとしては在宅訪問服薬指導を始めています。
    分からないこともあるのですが、頑張っています。

    Q4 仕事で心がけていることは?
    高齢の患者様が多いということで、分かりやすい説明を心がけています。
    また、コミュニケーションは人間関係の潤滑油、と思っていますので、スタッフには必要な
    ことからどうでもいいことまでコミュニケーションをとるようにしています。
    周りからはおしゃべりな人と思われているかもしれません(笑)

    Q5 これからの目標は?
    まず、薬局の目標としては 「 地域に必要とされる薬局であり続けること 」 です。
    この薬局があってよかった、頼りになる、そのような存在であることです。それには個々が
    知識やスキルを伸ばすことが必要になります。個人的には「あなたに相談してよかった」と
    言われるようでありたい、ということです。
    昔から人の役に立つ仕事をしたいと思っていました。役立つ存在であるよう、知識の研鑽を
    していきたいと思います。

    Q6 薬学生のみなさんへ一言
    働き出して思ったことは(これはどんな仕事でもそうでしょうが)社会人となると時間が
    制限されるということです。
    夏休みなど1ヶ月以上の長期休暇などはもはや退職後しかありえないでしょう。
    学生なので学問に励むのも無論必要なことですが、旅行や住み込みのバイト、部活動に
    打ち込むなど、色々なことをして見聞を広めるといいと思います。
    時間があるときしか出来ないことは意外にあるものです。
    学生の時にしか出来ないことをやってみてください。

  • 岐阜・長野エリア研修会 「在庫管理について」を実施しました

    岐阜・長野エリア研修会 「在庫管理について」を実施しました

    8月度のエリア研修会、テーマは「在庫管理」でした。
    薬局にはたくさんの薬が在庫されていますが、それでも薬が足りなかったり在庫そのものがなかったりすることも日常業務では時に起こることです。その一方で残念ながら使用期限が過ぎてしまって泣く泣く処分するものもあったりします・・・。

    在庫管理の重要性、それを身近な「冷蔵庫」にたとえて話をしていただきました。

    冷蔵庫の物が極端に少なければ食べたい時に食べられません(=薬の不足)。冷蔵庫のものが多すぎると食品が悪くなったり(=期限切れ)冷蔵庫の電気代が余分にかったりします(=在庫管理コストの上昇)。こう考えると私の家内も毎日が在庫管理なわけですね。この説明には一同納得!でした。

    また、経営指標みたいなものの解説もありました。在庫回転数は分かるのですが「交叉比率」はイマイチ理解しがたい項目でした。これも解説していただき理解がすすみました。

    各店の数値を提示していただいたのですが、ここで書いてしまうと企業秘密の漏洩になってしまうので割愛です(笑)

    在庫が過多になると会社は現金が在庫として眠っている状況なので、企業活動に支障が出てきます。これを血液とコレステロールの関係に例えていました。血液が現金、コレステロールが在庫というわけです。コレステロールが多ければ血液の流れが悪くなりますし、少なすぎると細胞の合成が滞ってしまうことになります。

    私は管理薬剤師として働いているので、在庫管理には興味があるのですが、エリア研修会の参加者は興味がある人もいたり、あまりピンと来なかったりする人もいたりと当初は様々な反応でした。
    しかし勝村部長の軽快な講義に引き込まれ皆面白いと感じている様子でした。
    薬や疾患について、また保険調剤について勉強することは多いのですが、経営関係の講義は普段余り意識していないこともあり新鮮味がありました。在庫管理について日々の業務に活かしていきたいと思いました。

    はなの木薬局 坂下店

    夏目 茂治

  • 大桑店の改装2

    大桑店の改装2

    今回も大桑店改装の様子をアップいたします。

    一番大がかりな作業として旧階段の撤去作業が始まりました。

    素人の考えでは、プラモデルを作るように単純に切り離して

    フタをする程度にしか思っていなかったのですが・・・^^;

    実際には既存の柱の位置や梁の状況の確認など・・・・

    これらを確認しながらの作業になります。

    限られた時間なので、慎重さとスピードを求められます。

    (薬局と同じですね・・・・^^)

    手際の良さに思わず作業に見とれてしまいました。

     

    今回は坂下店からも応援に来てくださり有難うございました。

    次の大きな作業は9月です。早く完成が待ち遠しいです^0^

  • 東濃5市「薬薬連携推進研修会」に参加してきました。

    東濃5市「薬薬連携推進研修会」に参加してきました。

    今回、瑞浪市地域交流センターときわにて、
    東濃5市薬薬連携推進研修会が開催されました。

    この研修会にて、
    当社の曽我専務が恵那・中津川地区での現状説明を行いました。

    曽我専務の講演は、主に国保坂下病院で今年から本格的に
    行われるようになった在宅医療についてでした。

    はなの木薬局坂下店では、現在5名の在宅患者様の処方せんを
    受けております。

    在宅医療は、患者様を支えていくために、処方していただいている
    先生はもちろん、 病院内の薬局、訪問看護師、ケアマネージャーなど
    様々な方々との連携が重要です。

    しかしながら、現状ではまだ我々薬局薬剤師の提案よりも、訪問
    看護師の一言を医師が重視することが少なくないことも確かなようです。

    我々も薬剤師という立場でさらに深く協力できるように日々学び、成長
    する必要があると感じました。

    また、特別講演といたしまして岐阜県総合医療センターの遠藤秀治先生の
    お話を聞かせていただくこともできました。

    先生のお話では、病院と薬局の連携として、患者様が入院した時、薬局は
    それまで服用していたお薬を病院に伝え、また、退院した時には、病院は
    入院時や退院時に服用していたお薬を薬局に分かるようにするといった連携
    を実際に進められているようです。

    今後ますます重要となるであろう薬薬連携、私もそれに対応できる薬剤師を
    目指したいものです。

    はなの木薬局 坂下店
    萩原 淳一

  • プロ野球観戦

    プロ野球観戦

    久しぶりに「名古屋ドーム」へ行きました。

    社員がチケットを予約して、誘っていただいた形ではありますが、
    3名でドラゴンズ対ベイスターズ戦に行ってきました。


    (外野席からの風景)

    プロ野球を観戦するのは、実に5年ぶりではないでしょうか。
    外野席での応援も学生以来であり、どんな盛り上がりができるか
    楽しみでした。

    試合内容は、応援していたドラゴンズが連続安打が出て逆転勝ちを
    おさめたため、大盛り上がりでした。
    (試合内容は、今回本題ではないので割愛します)

    実は我が坂下店の薬局長の応援姿勢は、すごいの一言です。

    前の席、後ろの席、両ヨコの席の人たちと・・・
    さらに、数席うしろのシートにいる観客10名程と歌えや踊れの大騒ぎ!
    私は、驚き、感心し、笑い、心配した夜でした。


    (遠く席を離れ、後ろの方で他の客と応援する薬局長)

    しかしながら、日本中のほとんどの球場を見て回り、
    多くの試合を観戦してきた中で、忘れる事のできない程の
    盛り上がりと楽しさと疲れを感じた一日でした。

    そして、彼のポテンシャルの高さに
    「これで、はなの木薬局も安泰だ!」
    とあらためて感服したのでした。

  • 被災地への薬剤師ボランティア派遣 (岐阜・長野エリア研修会報告)

    被災地への薬剤師ボランティア派遣 (岐阜・長野エリア研修会報告)

    4月の下旬、業務推進部の奥田部長が富山県薬剤師会の要請で
    東日本大震災の災害ボランティアとして派遣されました。

    5月21日の岐阜・長野エリア研修会でその時の報告が行われました。

    奥田部長が派遣されたのは、今回の大震災の中でも特に被害の大きかった宮城県石巻市。

    石巻高校がキーステーションとなっており、ここを拠点に石巻地区・女川地区の
    避難所廻り等の活動をされたとのことでした。

    被災地での薬剤師の役割としては

    調剤業務
    OTCの配布
    医薬品管理
    衛生管理

    などが挙げられます。

    仮設の診療所でドクターが診察を行い、その横で薬剤師が調剤と薬の説明をする。

    被災者の方々の健康状態を聞き取り、OTC薬の配布や受診勧告をする。

    支援物資として届けられた医薬品を整理・管理していく。

    3月・4月はまだ寒い季節でしたが、これから暑くなってくると衛生面での心配も出てきます。
    消毒薬を適切に使用し感染症を予防する。

    今回の被災地での医療支援のなかでは、薬という『モノ』だけではなく、
    薬剤師という『ヒト』も非常に求められたという話を聞きました。

    限られたわずかな種類の薬は、ドクターが普段使い慣れているものばかりとは限らないので、
    1つの薬に対してどの薬が代わりに使えるのかを助言する。

    患者さんが普段何の薬を服用しているかを聞き取る際にも、おくすり手帳や説明書がない場合に
    どの薬かを探しあてていくのですが、これも成分や効能だけでなく、色や形など
    薬の『顔』も知っている薬剤師だからこそできる仕事であると感じました。

    この地方でも近いうちに東海大地震が起こると言われ続けています。
    いざ実際に起こった時、自分はどう行動するだろうか?

    自分たちも被災者であるにも関わらず、薬局に寝泊まりし土日も関係なく
    薬局を開けて活動したという方々もみえると聞きました。

    それぞれの人が、それぞれの立場で、できることをする。
    言葉にするととてもシンプルなことですが、過酷な状況下で試行錯誤しながら
    実際に行動に移しておられる薬剤師の先生方には頭が上がりません。

    おくすり手帳の啓蒙など、被災地外にいる私たちが日々の業務のなかでできること、
    やるべきこともたくさんあると思います。
    普通の生活が送れることに感謝しながら、一人ひとりが考えていかなければならないと思いました。

    奥田部長の話を聞きながら何度となく涙が出そうになりました。
    貴重な体験をお話ししてくださって有難うございました。

    最後になりましたが、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
    心から笑える日が一日も早く来るようお祈りしています。

    はなの木薬局 坂下店
    児玉 洋子

  • 岐阜・長野エリア研修会報告 『 パーキンソン病の病態と治療について 』

    岐阜・長野エリア研修会報告 『 パーキンソン病の病態と治療について 』

     今回は、岐阜県中津川市坂下にございます 『 はなの木薬局 坂下店 
    の児玉薬剤師が 『パーキンソン病の病態と治療について』 という演題で発表を
    してくださいました。

    パーキンソン病は、錐体外路機能の異常により引き起こされる病気です。
    原因は中脳の黒質神経細胞が減ることにより、そこで産生されるドパミンが減っていき、
    相対的に脳内のアセチルコリンの量が上がることで種々の症状が現れてきます。なんと!!10万人に100 150人で発症し、40 70歳に好発するそうです。パーキンソン病の症状としては4つの症状があります。


    1 振戦(Tremor)
    2 筋固縮(Rigidity)
    3 無動(Akinesia)
    4 姿勢反射障害(Postural instability)

    この4つの頭文字をとってTRAPと呼ばれるそうです。
    パーキンソン病の治療は、基本的にはドパミンを補充することで運動機能の改善を図ります。
    補助的に抗コリン薬、アマンタジン使います。

    代表的な治療薬として・・・    

    【レボドパ製剤】
    レボドパ単独経口摂取では、末梢でほとんどが分解されてしまうため、カルビドパ、
    ベンセラシド(レボドパを分解する酵素を阻害する)を加えた配合剤が使われます。    

    【ドパミン受容体刺激薬】
    麦角系と非麦角系があります。
    麦角系の薬の副作用に突発性睡眠、非麦角系の薬の副作用に心臓弁膜症や
    間質性肺炎が起こることがあります。
    治療にはまず非麦角系から始め、効果不十分の時に麦角系を使います。
    これらの薬は急に止めることで悪性症候群(無動、寡黙、筋固縮、高熱、意識障害
    などの症状が現れる)が起こることがあるので注意が必要です。    

    【MAO-B阻害薬(モノアミン酸化酵素)】
    中枢内でドパミンを分解する酵素を阻害することで、脳内のドパミン量を高めます。
    日本ではレボドパとの併用が原則です。副作用には不眠があります。    

    【COMT阻害薬(カテコール-O-メチル基転移酵素)】
    中枢外でドパミンを分解する酵素を阻害することで、ドパミンの量を増やし脳内への
    移行する量を上げます。
    こちらもレボドパとの併用で使われます。    

    【ドパミン遊離促進薬】
    インフルエンザの治療薬として作られましたが、パーキンソン病の運動症状を改善した
    ことから使われるようになった薬です。    

    【抗コリン薬】
    ドパミンが減ることで相対的に多くなっているアセチルコリンの働きをブロックする働きが
    あり一番古くから使われている薬です。
    アセチルコリンの働きが抑えられると認知機能が低下することがあり、高齢者にはあまり
    使われません。    

    【ノルアドレナリン前駆体】
    ノルアドレナリンの前駆物質であるドロキシドパを投与することで、体内で代謝され
    ノルアドレナリンに変わり、パーキンソン病の進行したときに見られるすくみ足、
    姿勢維持障害を改善します。    

    【レボドパ賦活型パーキンソン病治療薬】
    レボドパに他の抗パーキンソン病薬を使用しても十分に効果が得られなかった場合に
    レボドパと併用する薬です。
    もともとはてんかんの薬で、痙攣発作を偶然に起こしたパーキンソン病患者に投与した
    ところ、痙攣が抑えられるだけでなく、パーキンソン病症状の著明な改善が見られたので
    使われるようになりました。
    作用機序はいくつか推定はされていますが、明確にはわかっていません。

    〈発表中の児玉薬剤師〉

    カメラを向けると恥ずかしがって、こちらを向いてくれませんでした(>_<)

     

     外科的治療としては・・・
    深部脳刺激術(Deep brain stimulation therapy, DBS)があり、脳に適切な電気的
    または磁気的刺激を継続的に送りこむことによって、症状の改善を図る治療法だそうです。
    患者さまに対するアドバイスしては・・・

    1、 勝手に薬を止めない
    ほとんどの薬にも言えることですが、今まで飲んでいた薬を急に止めることで現れる
    副作用があります。パーキンソン病治療薬では悪性症候群などです。

    2、 体を無理のない範囲で動かす
    体を動かすのは辛いかもしれませんが、動かさないことで筋力が衰えもっと動かなく
    なってしまうかもしれません。

    3、適切な食事
    便秘を防ぐために、食物繊維を多く摂ってください。タンパク質を少なめに摂ることで、
    レボドパの吸収を高めます。

    発表は以上でした。

     私が薬をお渡しする機会があるパーキンソン病の患者さまは、新規で薬を始める方は
    少なく、すでに罹患しており薬を続けている方が多いように感じます。
    長期間の日数で処方されている患者さまも多く、頻繁にお話する機会も少ないですし、
    ご高齢ということもあり代理の方が取りに来られることも良くあります。
    ですが・・・、もっと知識を深めることで、患者さまやご家族の方の不安解消、治療意欲の
    向上につなげることができるよう、がんばっていきたいと思います。

    児玉先輩!!ありがとうございました m(__)m

    はなの木薬局 坂下店
    横井 成尚

  • 処方せんの廃棄

    処方せんの廃棄

    坂下店では、ここ数年、過去に応需した処方せんを廃棄しておらず、
    自社内で保管しておりました。
    個人情報保護法の観点からも、簡単には廃棄できません。

    今回、3年を経過した処方せんをすべて廃棄することになり、
    中津川市内にある、王子板紙 中津川工場さんへ直接行き、
    廃棄処理をしてきました。
    この場で溶解するのを確認でき、証明書も発行していただけるので安心です。

    広い敷地に1日500トンもの紙類を収集し、ダンボール箱などに
    再生している工場です。

    毎月の処方箋を紙の箱に入れて保管しておりましたが
    この紙箱のまま持ち込みました。

    1か月で、約1箱です。今回は100箱近く運びました。

    ショベルカーで溶解炉に移動。

    紙類を再生するために一旦、水や薬剤を使い溶かします。

    数年間に及ぶ多くの患者さまの処方せんが、私の眼の前で、溶けて行きました。

  • ロゼレムの勉強会をしました

    ロゼレムの勉強会をしました

    昨日は武田薬品工業さんにお願いし、はなの木薬局 坂下店にてロゼレム錠の勉強会をしました。

    作用機序

    毎日の業務に当たっていても睡眠導入剤をお渡しする機会は多いのですが、今回の薬は今までのものとタイプが違うとのこと。作用機序などを理解したいと思っていました。

    人が眠くなるには、大きく2つの機構が関わっているそうです。

    • 恒常性維持機構(体が疲れたら、睡眠に関連する物質が体内で増えて眠くなる)
    • 体内時計機構(夜になったら眠くなる)

    体内時計は「メラトニン」によって調節されていて、「メラトニンが体で増えると眠気をさそう」と考えられています。

    大体、朝の光を浴びてから14~16時間でメラトニンが分泌されて眠くなるのですが、交代勤務の方はもちろん、コンビニエンスストア、深夜放送、レンタルビデオ屋など夜でも十分活動可能な世の中なので、この体内時計がリズムがくるって不眠は増えているようです。

    今までのベンゾジアゼピン系などの睡眠薬は、GABA受容体を介して恒常性維持機構に働くのが作用でした(アルコール飲んで眠くなるのも恒常性維持機構のほうに働きます)。

    ロゼレムに関しては体内時計維持機構に働きます。
    ロゼレムはメラトニン受容体に結合し、眠りを誘うのが主な作用機序です。
    それによって体本来の眠りのリズムを取り戻すのに役立ちます。


    △今までの睡眠薬で問題になっていた依存性や反跳性の不眠、呼吸抑制などのデメリットはなく、耐性もみられないのが特徴としてあげられます。

    よって、向精神薬の規制も受けませんから30日以上の処方も可能です(現在は新薬扱いなので14日が上限ですが)一部の抗うつ薬(デプロメール、ルボックス)は抗うつ薬の血中濃度が上昇してしまうので、違ったものに変える必要があります。

    東京の平均睡眠時間は5時間

    先日東京の平均睡眠時間が5時間くらいというのをニュースでみましたが、5時間くらいの人は7~8時間寝ている人に比べて高血圧のリスクは1.3倍、糖尿病に至っては2.5倍らしいです。

    きちんと睡眠をとるのは健康増進にも有用ですね。

    睡眠薬=やめられなくなる、ぼけるなどといろいろな不安を訴えられる方は多いのですが、この薬ならそういった心配なく使用できるのではないかなと思います。

    海外ではメラトニンそのものが販売されており個人輸入などで服用されている方も見えますが、脳に到達するまでに結構分解代謝されてしまうらしく、ロゼレムのほうが勝っているといえそうです。

    この時期コタツで電気つけっぱなし

    それにしても、私はこの時期コタツで電気つけっぱなし、テレビつけっぱなしで寝てしまうことが多々あります。

    体内時計は狂っているんじゃないかなって思います(汗)

    はなの木薬局 坂下店  夏目

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  • 今年もお世話になりました。

    今年もお世話になりました。

    2010年も残すところあとわずかとなりましたね。

    今年も多くの方が『はなの木薬局』に足を運んでくださいました。
    本当に有難うございます!!

    その感謝の気持ちを込めて、はなの木薬局では毎年この時期、
    新しい年の日めくりカレンダーを用意しています。

    ご年配の方は日めくりのカレンダーを好まれる方が多いようですが、
    最近はお店であまり売っていないようですね。

    そう言われれば売っているのを見かけることってないような…。

    なので毎年楽しみにされている方も多いです♪
    毎年何百個と用意するのですが、あっという間になくなってしまいます。

    ちなみにコレ、カレンダー・台紙・袋と別々に届けられ、
    組み立て(台紙にカレンダーをつけて袋詰めする作業)は私たち従業員で行っています。

    時間を見つけては休憩室でせっせと作るのですが…その光景は完全に内職工場です(笑)

    カレンダーは店内に置いてありますので、お立ち寄りの際はご自由にお持ち帰りください。

    来年も皆様が健康な毎日を過ごせますように…。

    坂下店 児玉