つづきまして
ジュースとの飲み合わせ(味)について実際に、
下記の薬剤と混ぜ合わせて確認しました。
参加薬剤師 : 5名
『 対象薬剤 』
・ アスベリンSrp 10ml
・ レフトーゼSrp 10ml
・ ムコダンSrp 10ml
・ ペリアクチンSrp 10ml
『 対象ジュース 』
・ カルピスウォーター 10ml ★★
カルピスの乳製品の味が変化しうまくないジュースに変化。
・ 100%オレンジジュース 10ml ★★★★
苦味がうすく、オレンジの味が生きている。
また、甘みも引き立ちまずまずおいしく飲める。
・ 100%アップルジュース 10ml ★★
苦味はないが、リンゴの味は消え
あまりうまくない。
・ マミー(乳酸菌飲料) 10ml ★★
マミーの味は残って甘みもあるが、どことなく
味が変化してくどい感じがする。
・ 牛乳 10ml ★★★★★
苦味は全くなし。非常にうまく牛乳のこくが引き立ち
コーンフレークの後に残った甘い牛乳の味。
・ ポカリスウェット 10ml ★
舌先に苦味が残り、味も全く変化してしまう。
これはおすすめできない。
(試飲の様子)
結論として
ペリアクチンの味が決めてであるが
単シロップがマスクしており、このまま服用も問題ない。
ジュースとの混合は、やはり『牛乳』がおすすめのようでした。
皆さん薬局でも統計データがあれば、ぜひ教えて下さい。
ブログ
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ジュースとの飲み合わせ その2
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シロップ剤+ジュースの混合試飲会
先日、薬剤師のミーティング内で当薬局のシロップ剤の賦形剤を
「単シロップ」か「水」にするか。
またシロップ剤をジュースに混ぜた場合、どのように味が
変化するのか実際に混ぜて試してみました。
その結果を報告致します。
『 対象薬剤 』
・ アスベリンSrp 10ml
・ レフトーゼSrp 10ml
・ ムコダンSrp 10ml
・ ペリアクチンSrp 10ml
『 対象ジュース 』
・ カルピスウォーター 10ml
・ パインジュース 10ml
・ オレンジジュース 10ml
・ アップルジュース 10ml
・ マミー(乳酸菌飲料) 10ml
・ 牛乳 10ml
・ のむヨーグルト 10ml
・ ポカリスウェット 10ml
<1、 シロップ剤の賦形>
まず対象薬剤を「水」で賦形するか「単シロップ」で賦形するか
検討しました。
(薬剤師が自分の味覚で判断しています)
同じ上記の薬剤4種を各10ml計量しそれぞれ単シロップと水を
各10mlで賦形しました。
・「単シロップ」の場合、各薬剤の甘みが重なり合い、その甘みが濃くて
少ししつこい感じがしました。
・「水」の場合は、清涼感が増して、ペリアクチンSrpの芳香性の嬌味が
引き立った感じがしました。
そして舌先に苦味を感じたため「はなの木薬局坂下店」では
「単シロップ」を継続して賦形することにしました。
ジュースの混合は次回に・・・。 -
ガソリン代(交通費)の上昇
原油価格の上昇につき、石油関連の製品も価格が高騰しております。
はなの木薬局では、
半年毎に渇区の見直しをしておりました社員の交通費(ガソリン代)を
「1km=16円」で換算し支給することに致しました。
私たちの業界(医療もう少し詳しく言えば薬業界)は、
国(厚生労働省)により定められた公定価格(基準薬価)で
計算しなくてはいけません。
一般小売業と異なり、人により、スタッフにより価格は変動しません。
従って、この割合により患者様からも一部負担金を薬局窓口で
受け取ります。
世の中のあらゆる業界で価格上昇の話題が多い中で
なんと!『 薬価 』は平均5 7%DOWNしております。!!
つまり、4月1日から「患者様の負担が減った方が多い」と思われます。
(もちろん、クスリの内容により負担金の増えた方もいます)
患者様の負担金が少なくなった分は、薬局か問屋さんかメーカーの負担
となりますので、薬価改定時には、原材料の高騰による製造コスト上昇の
話しを、メーカーはすると思いますが・・・。
これだけの価格の上昇が激しいとどの業界も大変です。 -
gloveグラブ購入
昨年、「高松の宮杯選手権大会」において
岐阜県で優勝を果たしました。
地元の野球チームで、30代が多いのですが
硬い野球をします。
スポーツの世界もビジネスの世界も長期では
ディフェンスが硬いチーム(会社)が強いように思います。
※昨年の日本プロ野球「中日ドラゴンズ」の優勝も
2006年FIFAワールドカップ優勝国の「イタリア」も
失点率の低さが勝利へのキーです。
ファイナンス的にも、同じことが言えます。
オフェンスである
ROIC(投下資本利益率)よりも
ディフェンスであるWACC(資本コスト)が重要だと。
このWACCによって
将来に渡るFCF(フリーキャッシュフロー)の割引現在価値は
大きく影響を受けます。
企業価値算定では、この資本コスト(調達コスト)が
非常に高い企業は長期的には企業価値破壊を招く恐れもあります。
または、優秀な経営者とは言えません。
という訳で、野球においてもディフェンスが大事であろうと
思い、内野手用gloveグラブを購入しました。
定価44000円もする、MizunoPro(宮本モデル)
2年ほど悩んでいたのですが、思い切りました。
支払った「価格」以上に、将来にわたってこのグラブが
私に「価値」を与えてくれるでしょう。
言い換えると自分が「価値」あるモノにしなくては・・・。
(今年で野球を止めるなどは、あってはなりません) -
事務ミーティング
第一エリアでは「月例事務ミーティング」を毎月開催しております。
坂下店・大桑店・瑞浪店の事務員が集まり、
各月の事務関連の報告を行います。
事務員の主な仕事と言いますと、多岐に渡ります。
例えば
「レセコン周辺の業務」・・・レセプトコンピュータの入力方法など
「レジ周りの業務」 ・・・処方せんの受け取りや
会計(日計表・月計表)処理など
「薬歴管理」 ・・・薬歴を個別にファイリングする作業など
大桑店・瑞浪店は電子薬歴です。
「薬袋の周辺業務」・・・薬袋に「冷所保存」「朝・夕」などの
印鑑を押したりする作業
「OTCの販売と発注業務」・・・市販薬を品切れしないように管理
これらの業務の報告を各店で行い
問題点・薬剤師に対する要望などがあれば、
事務主任を通じて薬局長に話を進めます。
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心の和 その1
薬剤師の皆さん
人材募集についてお話をしたいと思います。
平成20年現在「保険薬局」の許可を得て保険調剤を行っている
「薬局」は全国に約55000軒あります。
(ドラッグストア・薬店などの一般販売業は別です)
平成8年には約40000軒だった訳ですから、1年に1000軒のペースで
増え続けてきた業界です。
一方、薬局の開設者は、約10000名を下回り、分店(支店)が
約40000軒を超える時代となりました。

つまりパパママの薬局は衰退へ、企業として支店を持つ法人薬局が
大多数を占めることが今後予想されます。
もちろん、これについては国(厚労省)も予想をし、1人薬剤師の薬局より
2 3名体制の薬局をこれからの標準としてくることでしょう。
今、世の中で騒がれている、
医療費抑制の問題、年金問題、 そして
支払基金の赤字問題・・・ 。
薬業界だけでない大きな問題を抱えております。
みなさんが今後活躍しようと考えていらっしゃる業界。 それは・・・
(一般消費者から見れば) 急激に薬局というのが増えて、 だれでももうかる業界
に見えるが、
(一般薬剤師から見れば) 医療費抑制で忙しいだけで、生き残るのが大変な業界で
あるのです。
大げさな話でしょうか。
いいえ、誇張ではありません。
「調剤薬局」をただの儲けるための手段として運営していたオーナーは
どんどん売却していますし、
まじめにコツコツ営業されていたオーナー薬剤師さんも、
調剤薬局の重要性やリスクは増大する一方
それに見合う指導内容や管理体制を行うのにコストをかけられず、
閉店された話をよく聞きます。
はなの木薬局では、そんな中、大切な青春時代を勉学に勤しんできた
薬学生にエールを送ります。
一緒のチームに入り、一緒に山を登ろうという話です。
つづきは「その2」で -
心の和 その2
私たちは、ある山脈を登っていると想像してください。

これは、『 健康 』 という領域の大きな大きな山脈です。
『健康』になるため、『健康』を維持するためには
いろんな手段、いろんな登り口があります。
「美容」という山を「エステ」・「リラクゼーション」という
登り口から登っている人々・・・。
「スポーツ」を通して「フィットネスクラブ」という登り口を登る人々・・・。
「食」を通じて、「健康食品」「オーガニックレストラン」を
展開する人々・・・。
みんな、めざす頂上は 『 健康 』 をテーマに登っているのだと思います。

私たちは、「医療」という人間にとって重要な山を・・・少し詳しく言えば
まさしく「薬」という山を、「薬局」というのぼり口から登っているのです。
そして「調剤」は山を登る需要な手段の一つではないでしょうか。
もちろん「よい接客」も薬以外を相談する「OTCや健康食品」も
「居心地のいい待合室」の演出も山を登る手段です。
山を登るとは、具体的にどういうイメージでしょうか。
私たちは、「顧客」を・・・言い換えると「ファン」を増やす事が
一歩前に進んだことになると信じてます。

私は、この果てしない、山々を登ろうと思った時、
独りでは、挫折すると思ったのです。
最初は、気合や意気込みでなんとか進めます。
しかし、毎年毎年コツコツと登っていくと、誘惑や挫折はたくさんあります。
つまり、全く別の山脈が魅力的に見えて山を降りたくなったり、
休めなくて体調をくずし崖から転落しそうになったり・・・。
私には
山の上の月をめざすとき、やはり仲間が必要だったわけです。
ただの儲け話に集まる輩の集まりではありません。
『 質 』を追求し、『 和 』を重んじる、『チーム』です。
それぞれの役割を、それぞれがしっかりと果たし、
必要不可欠な存在になってゆく。
みんなで、厳しく険しい王道を行く。
そして、時には全員で月を見ながらおいしいお酒を酌み交わす。

これらのすべての表現の場が「はなの木薬局」でありたいと思います。
これから、みんなで創り上げるわけですから、
若いみなさんの力が必要です。
これが、私たちの『哲学』であり『志』です。

夢と希望のある全国の薬学生のみなさん
ぜひ、御一緒にどうですか?

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4月度 第一エリア研修会 開催
第一エリアでは、坂下店・大桑店・瑞浪店の
社員約20名が参加し研修会を行いました。
演題
1)
「これからの薬局がはたすべき役割」 ・・・ 演者 : 曽我専務
・3月23日(日):東京で行われた「じほうセミナー」報告
・「望星薬局」の視察報告
我々が取り組む、中期的な課題は下記の通りです。
専門性に特化した調剤
ジェネリック医薬品の推進
相談体制の整備( 空間・商品・人材 )
在宅領域への取り組み
このためにするべき課題を整備し、検討していきたいと思います。
2)
「診療報酬改定Q&A」について ・・・ 演者 : 奥田業務推進部次長
・改定後に日本薬剤師会より発表されたQ&A資料より
調剤事例に沿った質問に回答して社員間で理解を深めました。
特に、「時間外加算」「一包化」についての解釈を
医療事務を含め、しっかり学習しました。 -
雑穀玄米ごはん『てんてん』
このお店の食事内容を紹介します。
ごはんの中にはこれだけの食材が入っているようです。
しっかり噛んで味わいたくなります。
「粟あわ」「稗ひえ」「丸麦」「黍きび」「新大正餅」
「玄米ごはん」「玉葱とわかめの味噌汁」
輸入食材は一切使わず、日本人が日本人のために
無農薬で育てた野菜だそうです。
「しいたけナゲット」「厚揚げチリソース炒め」「葱の味噌サラダ」
油は、天然なたね油を使用しているそうです。
動物性の油脂は一切使用せず、植物性のみ。
味付けも、十分濃いのですが、
アミノ酸や香料、着色料を使用してないので
さっぱりしています。
天然の岩塩などが効いているのかも。
デザートは「いちごのタルト」「てんてんブレンド」
いちごにふり注ぐとうふクリームは、本来酸っぱさはないが
いちごの酸味とリンクしてヨーグルト風である。
今風にいえば「スウィーツ」・・・ケーキであるための
甘みはもちろん合成甘味料は使用していない。
タルト生地の部分もしっかりとした食感。
黒豆を煎った香ばしさを残すコーヒー風の飲み物。
コーヒーによくある酸味がなく、カフェインもないので
夜はすぐ眠れました。
食器にも「和」を感じさせる和み感。
「店内」
個室でゆっくり「健康」「美容」について話をしながら
食事ができます。
ここへ来ると
「病気にならない食事」のとり方を感じさせてくれますね。