カテゴリー: 在宅医療への取組

  • 【在宅推進部】トランスファーセミナーに参加しました

    【在宅推進部】トランスファーセミナーに参加しました

    10月26日に福祉ネットひびき主催の『トランスファーセミナー』に参加しました。

    トランスファー(英:transfer)とは、四輪駆動車にみられる部品でありトランスミッションに接続され、

    エンジン出力をドライブシャフト(プロペラシャフト)を介して・・・・・

     

    今回のトランスファーは移乗動作です。薬局薬剤師が薬局の中にいて移乗動作に関わることは

    まずないことだと思います。

    なぜ研修に参加したか。

     

    在宅業務を行っていると患者さんから

    「ちょっと起こして」

    「トイレに行くから手を貸して」

    など声がかかります。

    「私は薬剤師なので、手伝えないんです」なんて言えません。

    tokozure_nurse

    今までは筋肉をフル活用し、関節を酷使して手伝うことしかできませんでした。

    これは自分自身を痛めるだけでなく患者さんの危険も伴います。

    そこで移乗動作を勉強したいと思い参加しました。薬剤師の参加はH薬局長と私の2名。

     

    今回の研修では

    ①寝返り

    ②片麻痺の患者さんをを仰臥位から端座位へ

    ③椅子に座った状態からの立ち上がり

    を学びました。グループに分かれて実践です。

    IMG_1071

    なかなかうまくいかず力が入りますが、講師の先生やベテランのスタッフさんは

    いとも簡単に動かします。

    体の構造や動作の原理原則をしっかりと把握することのむずかしさを体験しました。

    正しい移乗動作はこの研修に1度参加しただけではもちろん身に付きませんが、

    知っているのと知らないのでは大きな差があると思います。

    使用頻度は低いですがしっかりと移乗動作できるよう繰り返し研修に参加し学習していきます!!

     

    業務本部 在宅推進部 松本

  • 【本郷店】在宅緩和ケア懇話会に参加しました

    【本郷店】在宅緩和ケア懇話会に参加しました

    10月22日

    富山県立中央病院で開催された「第12回在宅緩和ケア懇話会」に参加しました。

    第1部はターミナルの患者さんが入院から在宅へ移り、永眠されるまでの経過を

    様々な職種の方が各々の視点を発表する事例報告会と意見交換でした。

    当薬局から薬局薬剤師の視点で松本課長が発表され、麻薬の管理や

    PCAポンプなどについて説明されました。

    20151022本郷

     

    同じ患者さんでも職種の違いや入院中と在宅療養の違いで見えてくるものが

    異なることを改めて感じ、病状はもちろん生活環境や心理状況などについて

    情報共有の必要があると思いました。

     

    第2部では「かみいち総合病院」の在宅療養支援体制についてのお話が聞けました。

    なかでも「グリーフケア」のお話が印象的で、患者さんが亡くなった後

    そのご家族に対して寄り添うことの大切さを感じました。

    また、そこから次回への改善点を見出し、今後の在宅医療へ繋げていくことは

    私たちも見習うべき医療従事者として必要な姿勢だと思います。

     

    多職種の方々のお話は薬局内だけでは得られないことを吸収できる貴重な機会です。

    今後も外部研修会などに積極的に参加し新たな知識や刺激を得ていきたいと思います!

     

    本郷店 稲田

  • 【浅野川店】秋の介護相談会を実施しました

    【浅野川店】秋の介護相談会を実施しました

    先日、クラスコケア様の『秋の介護相談会』が湯癒館金沢・問屋町(高齢者専用賃貸住宅)で開催され

    はなの木薬局も参加させていただきました。

    写真①

    足湯体験、飲食コーナー、無農薬野菜販売、無料占いなど盛りだくさんのイベントの中、

    私たちは卸さんの協力をお借りして

    「骨密度測定」

    「認知症チェック」

    「アロマハンドマッサージ」

    のコーナーを設けました(^^)

     

    今回、はなの木スタッフはハロウィーン風で参加!

    開場前にはU次長の両手をお借りしてハンドマッサージの練習↓↓(笑)

    写真②

     

    施設の利用者さんはもちろんご近所の方も参加してくださいました(*^_^*)

    骨密度測定・認知症チェックが終わった後は薬剤師からお話をさせていただきます。

    写真③   写真④   写真⑤

     

    ハンドマッサージは「気持ち良くて寝てしまいそう(笑)」とお声をいただき

    私たちも楽しくお話ししながら心を込めてマッサージさせていただきました!

    写真⑥

    施設スタッフの方も体験してくださいました(^o^)/

    写真⑦

     

    お天気にも恵まれ、たくさんの方に参加していただき喜んでいただけてうれしく思います❤

    これからもこのような機会があればぜひ参加したいと思います!

     

    ☆おまけ☆

    イベント合間のO薬局長&T薬剤師

    おいしくいただきました(^^ゞ

    写真⑧

     

    浅野川店 小竹 久美

  • 【浅野川店】グループホームの秋祭りに参加しました!

    【浅野川店】グループホームの秋祭りに参加しました!

    秋も深まってまいりました。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、健康の秋・・・・・

    みなさんの秋はどんな秋でしょうか?

     

    9月26日、地域のグループホーム様にて秋祭りが開催されました!

    CIMG1180

     

    晴天にも恵まれ、地域の方がたくさん来場されました!

    CIMG1181

    はなの木薬局も昨年に引き続き、「健康相談ブース」を設けさせていただきました(*^_^*)

    体組成計の結果をお話しするT田薬剤師↓

    CIMG1184

    筋肉を落とさない食事や運動って大事ですね(^o^)/

    健康を考えるきっかけに。

    みなさんの町にもお邪魔することがあるかもしれません(*^^)v

    CIMG1191

    浅野川店 太田

  • 【浅野川店】施設の夏祭りに参加しました!

    【浅野川店】施設の夏祭りに参加しました!

    先日、お世話になっているクラスコケア様(サ高住)の夏祭りが開催されました。

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    イベントの一つとしてはなの木薬局では「アロマオイルハンドマッサージコーナー」

    を設けさせていただきました。

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    スタッフ同士お互いの手で練習し合い、さあ!いざ本番!!

    ハンドマッサージをご希望される方が徐々に来られ、気が付けば列が出来るほどの大盛況でした!

    昨年も夏祭りにハンドマッサージで参加させていただきましたが「昨年から楽しみにしていたよ」

    と声をかけてくださる方もおられてとても感激しました。

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    いろんな方と楽しくお話ししながら、あっという間に時間は過ぎてしまいました。

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    このようなイベントで入居されている利用者様やスタッフの方々と交流する機会がありまたいろんな方

    との出会いを大切にし私たちもますます地域の方に必要とされる薬局であり続けたいと思う一日でした!

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  • 【坂下店】はなの木薬局の在宅医療への取り組みを紹介

    【坂下店】はなの木薬局の在宅医療への取り組みを紹介

    7月21日に薬薬連携研修会に参加しました。

     

    ◆選択的DPP-4阻害剤 オングリザ錠について(協和発酵キリン)

    ◆在宅医療におけるはなの木薬局での取り組み事例(奥田常務、松本課長)

    松本講演①

    はなの木薬局での在宅医療は松本課長が活動している富山エリアの取り組みが進んでおり

    現在の訪問は約40名。

    現場経験の多い松本課長のお話は経験の少ない私にとってとても勉強になりました。

    常務講演①

    在宅では患者さまや医師、訪問看護師などからの問い合わせに対応できる知識が必要で

    特に「下剤」「眠剤」「利尿剤」オピオイドを含む「鎮痛剤」についてよく問い合わせがあるそうです。

    現在の状態に対してどの程度の効果があるのか、また適しているのか薬学的評価を求められます。

    紹介された症例にコンプライアンスに問題がある事例がありました。

    原因としてはいくつか考えられます。

    病識が乏しい、認知症状によるもの、用法の複雑性、ライフスタイルなど患者ごと異なります。

    用法ごとに薬を分けたり、服薬カレンダーやBOXにセットしてみても改善がみられない。

    根本的な問題を探すためにケアマネージャーさんが患者さんと話をするなかで問題点を

    見つけることができました。

    薬剤や服薬に関する問題点は薬剤師の視点や持っている知識や情報だけでは解決できないこともあり

    在宅医療を進めていくには多職種との連携がとても重要になってくるそうです。

    松本講演③
    ターミナルの事例では、患者が自宅での療養を望まれる場合に必要なのは入院時と同等の

    医療を在宅で受けられることだそうです。

    現在の法律で定められている院外で使用可能な薬剤は限られており、入院中に使用していた薬剤が

    院外では使えないことがあるため代替薬を考えなければならないこともあるそうです。

    末期の患者さんには麻薬や医療機器の豊富な知識を持ち

    症状急変時に迅速な情報提供や提案が必要です。

    このような場合にもいかに多職種と連携をしてサポートしていけるかが

    重要となってくると考えられます。

     

    今回の研修では『在宅の現場で自分が薬剤師として何を行うべきか、何が必要か』

    そして『多職種との連携の重要性』を考える良い機会になりました。

    経験や知識もまだまだ不足しているのでどんな場合でも対応していけるよう

    在宅医療や薬に関することの知識の幅を広げていきたいと思います。

    奥田常務、松本課長 貴重なお話をありがとうございました!

     

     

    坂下店 小林 朱美