6月に入り、雨の日も増えつつあります。
薬局の横にある空き地に雑草が生い茂り、
景観も良くない上に、ここにゴミを捨てる人も
しばしばいます。
そこで、薬剤師自ら「草刈機」を使用し
時間の空いた夕方の時間に
空き地の清掃に取り掛かりました。
女性スタッフが花壇をつくり、男性スタッフが雑草を
排除してくれました。
スッカリきれいになり、スッキリしました。
地道ではありますが、こういった「行ない」や「心がけ」が
大切なような気がします。
カテゴリー: 坂下店
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草刈り
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漢方勉強会
岐阜県薬剤師会 中津川支部主催の
薬剤師のための「漢方講座」が3回にわたり
開催されました。
3回目の今日は、「冷え性」「更年期障害」という
漢方の得意領域を勉強しました。
ツムラさんの学術の方の丁寧な説明のおかげで
基礎的なスキルを蓄積することができました。
(↑食後と食前投与の学術データを基に効果の違いを説明)
「お血」「血虚」「気虚」「気逆」「利水」「水毒」など
薬剤師としては基礎的な知識ですが、
領域別に習い、そして生薬もどの「症」に適応しているか
説明があり、実際の投薬窓口で活かせそうです。 -
薬袋のリサイクル
坂下店と大桑店では、
お薬を入れる袋「薬袋」(やくたい、といいます)を
透明のビニールにものを使用してます。
薬袋には、
「患者様の氏名 」 「 発行年月日 」 「 薬の飲み方 」
などが毎回記載されます。
薬局という業態は定期的に来店されることが多く、
「この袋また使って!」と言われる患者さまが多数いらっしゃいます。
通常の「紙製」の薬袋では、「発行年月日」や「投与日数」が
袋へ直接印字されるため同じものは使用できません。
そこで、
袋を「ビニール製」のものにし、大きさを4種ほど揃えて
先ほどの記載内容は、A5用紙(白・ピンク・薄いグリーンなど)に
印字することにしました。
すると、
とてもたくさんの方が、薬袋のリサイクルに
取り組んでいただけてるようになりました。
前回の社内調査では、患者数の15%前後の方が
リサイクルされております。
FAXの方などは、後程、来局された時に
薬袋に薬を入れた状態で、迅速かつ、正確に
「監査」でき非常に効率的です。
ぜひ、地球環境のことを考え、
また、薬袋をお持ち下さい。
PS
もちろん、ご自分がお持ちの薬袋はご本人様に
お渡ししており、決して他人様の袋を使用することは
ありませんのでご安心下さい。 -
調剤カゴの対策
調剤時に、薬剤を間違えて取り出して患者様にお渡しすることを
「調剤過誤」といいます。
当薬局の中でも、最も多くの処方箋を受けている「坂下店」
では、10名以上のスタッフが、調剤業務に関わっております。
大きく分けて4つのブロック(ポジション)にわけて、
業務を行ないミスのないように、対応しておりますが、
毎日毎日、数箇所の医療機関から数百もの処方箋を
「 正確 」に「 スピーディ 」になおかつ「 丁寧 」にお渡しするのは
ただならぬ、集中力を要します。
ふとした隙にチェックをし忘れ間違ってしまった薬剤を
お渡ししてしまった場合の患者様への謝罪の対応は別の機会にしまして、
今日は当薬局内の対策について少し御紹介したいと思います。
ミスの種類によりますが、今回は
「包装・規格が似ている薬剤」 について書きたいと思います。
こんな薬剤を取り間違えた場合は、下記のような対策を講じました。
棚の位置を離し、近くに置かない。
棚に間違えやすい薬剤であるという「マーク」を貼る。
包装単位を変更する。 ( 片方を100錠 ⇒ 140錠 )
過誤の経緯を毎日の朝礼で報告し、スタッフ全員で認識する。
報告書をしっかり書き、同じ間違いを最小限にする。
それでも、最終的には、薬剤師の確認意識が最重要です。
これで、すべて完璧なわけではありませんが、日々努力しております。
何か、別の対策があれば、ご一報いただきたいと思います。