カテゴリー: 大桑店

  • 第61回 第一エリア研修/リスクマネージメント研修会

    第61回 第一エリア研修/リスクマネージメント研修会

    今回の研修会は参加人数4人+演者1人のさびしい研修会でしたが、

    ディスカッションではざっくばらんに発言でき

    皆さん積極的に参加されていました。

    発表は夏目薬局長でした。パワーポイントの使い方も効果的で、

    最後まで睡魔に襲われることなく楽しく参加できました。

    見習いたいところです。

     

    内容は社内のインシデント調査の概要と、

    実例を挙げて対策案の考え方を学びました。

    インシデント報告の概要では、年々報告数が増えてきている点において、

    間違いやミスが増えたというよりは、インシデントやヒヤリハット事例の

    報告を細かく上げられるようになってきていることが分かりました。

    また、対策案の考え方では、なぜ?を繰り返すことで、

    原因を深く探るなぜなぜ分析という方法が紹介されました。

     

    なぜなぜ分析はかの有名な、トヨタ自動車の「カイゼン」でも使われ

    簡単かつ、有用な方法であると言われています。

    この方法にはいくつかポイントがあり、

    その中でも特に重要だと感じたのは、出来るだけ早く

    間をおかないで実施することや、当事者を交えて話し合うことです。

    実際に話しあう際、なぜ?を繰り返し原因と思われる候補を

    いくつか出す事はできても、当事者がいなかったため

    「~だったのかもしれない」と例え話になってしまい

    事実に基づく真の原因を絞り込むことが出来なかった。

     

    このように、せっかくの分析方法も、間違ったやり方をすると

    無駄な分析が増えて、原因が特定できないこともあり、

    的外れな対策案になってしまう可能性もあるため、

    出来るだけ早く、当事者も交えて話し合える場が

    作れるといいと思いました。

    大桑店 早川 伸子

  • 9月 岐阜・長野エリア社内研修会のご報告~聴覚障がい者への対応~

    9月 岐阜・長野エリア社内研修会のご報告~聴覚障がい者への対応~

    今月の研修会は大徳店 卯尾薬局長講師のもと「聴覚障がい者への対応」を勉強しました。

    まず、聴覚障がい者の「がい」についての考え方

    障:さしさわる

    碍:物事の邪魔をする、さまたげられる

    害:悪い状態にする、そこなう

     

    聴覚障害者の方は自分が聞こえない事で回りに障「害」を与えてはいないという考えから、「障害者」を「障がい者」と表記するようになったという事を学びました。私は表記の方法が変わっていることを知らず自分の無知さを実感しました。

    聴覚障害の原因から種類、聾唖学校の歴史、聴覚障がい者が生活をする上で困っている事などを教わりました。

    勉強会後、興味を持ち少し調べたところ、アメリカではテレビ番組の約95%が字幕付きに対し日本では未だ数%しか字幕がついていないという実情がある事を知りました。

    「じゃあ今すぐ自分に何ができる!?」というわけではないかもしれませんが実情を知る事で自分の無知の部分を勉強出来た事は本当によかったと思います。

    そして手話実践です!! 

    おはようございます・こんにちは・こんばんはなどの挨拶に続き、指文字を使った自己紹介に挑戦です!!

    聴覚障がい者の方と薬局で接する事はあっても本格的に手話を行うのは初体験!!ペアを組んでお互いの自己紹介を練習しました。

    完全初心者の私としては自分の名前を相手に伝える事がこんなに大変なことだとは・・・。まだまだ練習が必要です。

    行動指針「道標」にもあります「挨拶」

    こんにちは!!!

    少しでも多くの方々にご挨拶が出来るよう、従業員一同これからも努力を続けます。

    坂下店 松葉

  • 8月 岐阜・長野エリア社内研修会のご報告

    8月 岐阜・長野エリア社内研修会のご報告

    今回のエリア研修会のテーマは、「在宅療養支援について入門編-」でした。

    在宅療養とは何をするのかは、どういう流れで始まるのかというのは、以前行った研修会等で勉強してきましたが、今回は入門ということで、在宅療養を行う上でネックとなる、契約に必要となる書類、作成する書類について学び、それらをどう使っていくのかを学ぶというのが目的でした。

    研修会の初めに、在宅療養に関するアンケートをとりました。内容は、在宅療養の書類に関して説明ができるか?などです。研修会終了後に再度アンケートを取ることで、今回の研修会でどこまで理解が進んだかわかる仕組みです。

     

    在宅療養の流れは簡単に言えば

    医師からの指示 患者との契約 患者宅訪問

    となりますが、処方せんに「訪問指示」を入れてもらう必要があります。そして医師から初回に、訪問薬剤管理指導依頼書・情報提供書をもらいます。それには患者の疾患、既往歴、現在の患者の状態や、訪問時に薬剤師に期待すること(指導依頼)が書かれています。

    訪問薬剤管理指導依頼書・情報提供書を基に、薬学的管理指導計画書を作成します。計画書には患者の服薬状況、副作用、相互作用の有無、介護状況など、訪問時に重点的にチェックする点を記載してあります。計画書は医師とケアマネージャーに提出します。

    訪問の際あたっては、患者の介護保険証の確認が必要です。介護認定があるorなしで保険が違ってきます。

     

    介護認定 保険 契約
    あり 介護保険 必要 居宅療養管理指導
    なし 医療保険 同意のみ 在宅患者訪問薬剤管理指導

     

    次に患者との契約です。実際には患者本人が寝たきりなどの理由で、家族の方が契約するケースが多いです。患者宅に訪問をして契約書の概要を説明し、契約となります。説明に関しては、事前にケアマネージャーの方に説明してもらっておくとスムーズに進めることができます。その際必要となる書類が、①居宅療養管理指導・契約書と②居宅療養管理指導のサービス提供に係る重量事項等説明書です。長い…

    各書類はA3の裏表印刷。両書類とも2つ持っていき、薬局と患者でそれぞれ控えます。各々2つあるので署名は計4回必要となります。

    そして、実際に在宅療養にて患者宅を訪問します。訪問時には訪問薬剤管理指導記録簿を作成します。記録簿には残薬チェック、薬歴(SOAP形式)を記載します。一般的な薬歴にはない食事、排泄、睡眠、運動のチェック項目もあります。これらを記録することで、薬効、副作用、相互作用を見つけるのです。

    訪問薬剤管理指導記録簿より、訪問薬剤管理指導報告書を作成します。報告書には、訪問時の様子、指導内容、他職種への連絡事項(申し送り事項)等を記載します。報告書は、次の月の計画書(薬学的管理指導計画書)とともに、医師、ケアマネージャーに提出します。

     

    今回の研修会では、ここまで説明を受けた後に3人ずつグループに分かれて、患者、薬剤師、医師の役になり、実際の流れを契約書や作成する書類を使って練習してみました。

    そしてもう一度アンケートをとりました。

     

    私自身は在宅療養には、薬局内での調剤のみくらいしか関わっていないので、先輩の方々が記録を付けているのかな?程度しかわかっていませんでした。しかし今回の研修会に参加して、漠然としていた在宅療養に関する知識も、よりはっきり理解ができ、いつでも在宅療養を任されても大丈夫!なんて自信が少し付きました。

     

    坂下店 横井 成尚

  • 大桑はなの木薬局 職業体験

    大桑はなの木薬局 職業体験

    7月31日から8月2日の3日間、中学生の職業体験学習がありました。

    地元の中学校では毎年2学年生徒がこの時期に行っています。

    目的は、職業体験を通して働くことの意義や喜び、厳しさを知る。

    郷土の職場・産業について理解を深めることです。

    今回受け入れたのは女子1名、当薬局が生徒を受け入れたのは7年ぶりです。

    薬局の仕事は制約のあることが多いのですが、

    なるべく出来ることは体験してもらおうとあらかじめスタッフ間で話し合いました。

    1日目は緊張している中のスタート。

    こちらも日常業務をしながら調剤の流れやOTC薬などの説明、

    調剤室にある多くの医薬品も見てもらいました。

    一緒に朝の掃除や昼のミーティングで道標も読みました。

    OTCの検品、陳列、レジ計算などを体験。

    来局された患者さんやお客さんから「可愛いわね」の声も聞かれ、

    いつもと違う和やかな雰囲気でした。

    今回は、乳糖を用いて実際に分包機を使用し、散剤の調剤の体験をしてもらいました。

    処方せんに記載してるように1日量、1日何回何日分かを示し、

    実際に計る量と分包数を計算してもらいました。

    慣れない計算に電卓を使って一生懸命考えていました。

    ポップ作りにもパソコンを使って挑戦してもらいました。

    3日間で、仕事の厳しさや楽しさがどの程度理解できたか分かりません。

    しかしながら、体験先に薬局を選んでもらったこと、

    少しでも薬局の仕事に興味を持ってもらえたことを嬉しく思います。

    大桑はなの木薬局
    山瀬 聡

  • 7月 岐阜・長野エリア社内研修会のご報告

    7月 岐阜・長野エリア社内研修会のご報告

    7月は症例報告とディスカッションを行いました。

    症例報告は2件でした。

    まずは夏目薬局長による在宅支援患者の服薬コンプライアンスに関する症例について発表があり、

    続いて山瀬薬局長によるタガメット錠の適応外処方の症例について発表がありました。

    その後のディスカッションでは、在宅支援において医師やケアマネージャーなど他の職種の方々と、

    どのタイミングで、どのように連携・連絡をとるのかを話し合いました。

    タガメットの適応外処方といえば、石灰沈着症による肩関節・股関節痛などが広く知られているようですが、

    今回は自己免疫疾患の一種で「周期性発熱、アフタ性口内炎、咽頭炎、リンパ節炎症候群(PFAPA)」

    という疾患に処方された例でした。

    PFAPAは毎月のように発熱と咽頭炎などの炎症を繰り返し、抗生物質の投与など、

    感染症に対する治療では効果が得られない疾患で、

    発症のメカニズムには遺伝子が関与していると考えられていますが、

    症例も少なく大学病院でも治療方法などまだまだ研究中の症例報告でした。

    論文はインターネット検索で探すことができ、情報収集に役立ったようです。

    在宅支援の症例では、患者様の残薬チェックから、服薬コンプライアンスの著しい低下が発覚し、

    改善する為には服薬を手助けする外部の手が必要と判断。

    週5日入るヘルパーに服薬のチェックをしてもらえるよう、

    ケアマネージャーを通じて依頼したというものでした。

    患者様やご家族が自力で解決できない問題を改善することができ、

    医師やヘルパー、ケアマネージャーなど他職種連携を実感できた症例としての報告でした。

    ただ、今回の例は氷山の一角に過ぎず、薬剤師が関われた幸運な例であったと思われます。

    こういった問題は、まだまだ埋もれたままになっていることを意識し、在宅支援に拘らず、

    日々の投薬業務でも心しておきたい問題点と感じました。

    最後のディスカッションでは、在宅支援の場で他職種連携を取る際の問題点やその改善策を話し合い、

    医師との連絡はお薬手帳を介して、電子メールにて直接など実用的な意見が出ました。

    また将来像として、インターネットのSNSのような形式で連携を取れるようになれば、

    利便性が増すのでは?など、活発な意見交換が交わされました。

     

    大桑はなの木薬局
    早川 伸子

  • 6月 岐阜・長野エリア社内研修会のご報告

    6月 岐阜・長野エリア社内研修会のご報告

    今回の第1エリア(岐阜・長野エリア)の研修会、前半は武田薬品工業の新薬アジルバ錠について勉強会を行いました。

    医師の治療満足度の高い高血圧治療薬分野での新薬とはどのようなものなのか・・・

    「AT1受容体を選択的に阻害し、また、受容体から離れにくくすることにより、優れた降圧効果を持続することが出来る」とのこと。

    結果、今までなかなか効果の出なかった夜間降圧減弱(non-dipper)型や夜間血圧上昇(riser)型にも降圧効果が得られたとのことです。

    今後の高血圧治療に期待のできる薬剤です。

    後半は横井(景)薬剤師による褥瘡についてのお話でした。

    褥瘡の薬については知っていても、実際の患部の状態やそれに合わせたケアの仕方、患者さまの食事や生活環境等のアドバイスの仕方については知識不足なことも多かったので、とても良い勉強になりました。

    今後は高齢化社会が進み、更に在宅患者さまは増えると考えられます。

    その中で今回研修した内容を活かし、患者さまやそのご家族の方々のお役に立てたらと思います。

    坂下店 吉村 恵美

  • 1月 岐阜・長野エリア研修会 インシデント事例報告会

    1月 岐阜・長野エリア研修会 インシデント事例報告会

    平成24年1月21日、第一エリア研修会にて、インシデント事例報告を行いました。

    この報告会ははなの木薬局全店舗で一年間(1月 12月)に起きたインシデントを集計し、

    社員で事例を共有することで、今後起こりうるインシデントを未然に防ぐ対策をしていく

    目的があります。

    はなの木薬局ではインシデント事例が起きた場合、最後に薬をお渡した薬剤師が

    決められた報告書を書いて提出し、その事例が今後起きないように対策案を各店舗の

    薬剤師の会議で話し合います。

    さらに決まった対策案を提出し、それを集計したものを年に1度報告会で周知し合うのです。

    薬局でいうインシデントは、他薬を調剤する、数の誤り、相互作用の見落とし等があり、

    今回の報告会では、事例をタイプ別に分けて発表していました。

    ◎こういう事例がありました

    ・錠剤、カプセルの計数誤り:錠剤のシートの1枚の数(一枚10錠or14錠)を間違えている

    ・散剤、液剤の秤量の誤り:数を間違えて量る

    ・同じ薬剤の規格の誤り:同じ成分だが、mg数を間違える

    ・他薬を調剤:似た名前、色、シート、薬効のものを選んでしまう

    ・禁忌、相互作用の見落とし:ある疾患には使ってはいけない薬をそのままお渡しする

    ・一包化の間違い:飲みやすく1つ1つ袋に入れた薬に違う薬が入っている

    ・調剤漏れ

    ・交付漏れ

    ・交付相手の間違い:別人にお薬をお渡しする

    ・入力の間違い:薬を入れる袋、薬の説明書が間違っている

    ・服薬指導の誤り:誤った情報を患者さんに伝える

    など

    ◎こういう時に起きやすい

    ・他のことに気を取られていた

    ・業務が立て込んでいる

    ・お待たせしていることによる焦り

    ・思い込みによるミス

    ・機械のメンテナンスの不備

    インシデントは、あとからしてみれば何故こんなことをしたのだろう、

    と思うようなことをしてしまうことがあります。

    しかし人間が行っていることである以上、その時の置かれている状況や

    ストレスによって間違いが起きてしまいます。

    それを防ぐために、間違えやすいことは周知し、一度起きたことは二度と

    起きない対策をとることが大切です。

    普段は1つの店舗に勤務しているので、他店舗のインシデント事例を知ることは、

    いつもの業務に活かすことができると思いました。

    違う店舗間でも似たような事例やその店舗特有の事例があり、似た事例でも

    対策のとり方にそれぞれ違いがありました。

    起きやすい、間違えやすいことを念頭に置き、職場全体に周知することで未然に

    防ぐことが出来きます。

    心理的なことも関わりますので、忙しい勤務でも出来るだけ落ち着いてミスを

    ゼロに近づければいいと思います。

    はなの木薬局 坂下店

    横井 成尚

  • 12月 岐阜・長野エリア研修会 てんかんと薬物治療

    12月 岐阜・長野エリア研修会 てんかんと薬物治療

    今回の第1エリア(岐阜・長野エリア)の研修会は、「てんかんと薬物療法」について、
    横井成尚薬剤師の発表を聞きました。

    抗てんかん薬は、古くから使用されているものが多く、また、薬局では何かしら見かける
    機会のある薬だと思います。

    しかしながら、てんかんの病態と薬物治療については種々あり、なかなか整理できてない
    状況でした。

    今回は、ほぼ大学時代の勉強以来ともいえる、てんかん薬についての勉強を行いました。

    てんかんの罹患率は人口1,000人に5人〜10人といわれます。自分たちの住んでいる
    市町村の人口や学校の生徒数からおよそのイメージが湧くと思います。

    病因は、脳そのものに病変がみられない原因不明で遺伝的要因が強い「特定性てんかん」が
    全体の80%を占めます。

    小児科の処方箋でよく見かけるのは、ほとんどこのケースと思われます。

    発作が脳の一部か、全体かにより分類さらに症状により分類されます。
    そして、これらの発作型により治療薬が選択されます。

    てんかんは慢性疾患のため、抗てんかん薬の服用は、長期にわたります。
    このため、副作用の少ない薬が第一選択薬となります。

    薬剤の使用は、単剤少量から開始、徐々に増量していきます。こうすることにより
    副作用発生時の対処が容易になります。

    また、服用によって症状悪化をおこす組み合わせもあるため、要注意です。

    服用中止については、2〜5年間発作が完全に抑制され、脳波も発作波があれば
    考慮することになります。服用中止し際しては数ヶ月〜年にわたり漸減、その後
    5年間経過観察をするそうです。

    発表の後のディスカッションにおいて、てんかん薬を服用していた人が大きな事故を
    起こしたというニュースについての話題になりました。

    てんかんの治療中でありながら薬を服用していなかったケース、または発作の自覚症状が
    あったにもかかわらず運転をして事故をおこしたケースでした。

    前述したとおり、てんかんは長期にわたり服用が必要な疾患であり、治療の継続や服薬
    コンプライアンスが低下しやすいことが考えられます。このような不幸な事故をおこなさいために、
    またてんかんの患者に対して偏った知識や差別につながらないようにするためにも

    治療の重要性と発作にともなう危険性を十分理解し、服薬指導に生かさなければならないと
    あらためて感じました。

    大桑はなの木薬局
    山瀬 聡

  • 社内研修会のご報告 アメリカ研修報告

    社内研修会のご報告 アメリカ研修報告

    今回のはなの木薬局のエリア研修会は『勝村部長のアメリカ研修報告』

    ということで、どんなお話が聞けるのか楽しみに参加させていただきました。

    現地で撮った写真なども交えて楽しくお話してくださり、堅苦しい感じ

    ではなく和やかムードでの研修会となりました。

    勝村部長の参加したアメリカ研修プログラムの詳しい内容については

    このはなの木のブログ(Mr.Kの独り言)でも書かれているので

    そちらを見ていただくとして・・・今回は私が感じたことも含めての報告と

    させていただきます。

    アメリカは、先進国の中で唯一国民健康保険制度がない国であり、

    そのため日本とは全く違う医療制度となっています。

    患者が加入している保険の範囲内でしか医療サービスが受けられない

    ということで、保険によって使える薬までもが決まっていたりするのだとか。

    また、ちょっと病院にかかるだけでもかなりの医療費がかかるので、

    簡易クリニックというものがあり、そこでは医師ではなくナースなどが

    診療にあたっているそうです。

    アメリカではジェネリックが普及していると聞きますが、このような

    医療制度では患者はより安いものを選ぶというのは当然のことなのでしょう。

    薬剤師の仕事も日本とはかなり違うところがあるようです。

    驚いたのは、薬剤師も予防接種を打てるということ。

    これはCDTMという共同薬物治療管理業務の1つであり、CDTMとは

    医師と薬剤師が契約を結び薬剤師が患者ケアを行うというもので、医師が

    診断し薬剤師が薬物治療を実施していこうとするものだそうです。

    (州によって薬剤師が打てる予防接種の種類も違うらしいのですが、

    アメリカでは薬剤師資格は州毎であり、州を越えて薬剤師の仕事は

    出来ないというのも驚きました。)

    薬局でも予防接種が打てるようになり、ドライブスルーでの予防接種を

    しているところもあるのだとか!

    アメリカにおいて、CDTMが普及してきたのはその国の医療制度が

    1つの要因になっているようなので、日本でも同じようにそうなって

    いくというわけではないと思います。

    ですが、薬学6年制も始まり、薬剤師も医療チームの一員として、

    高い知識や技術が求められるようになってきています。

    そしてチーム医療に最も重要なのはコミュニケーション力ということで、

    アメリカでもそういう力を持った薬剤師が必要とされているそうです。

    今回の研修を通じ、従来からやってきていることを大切にしていくのは

    もちろんのこと、これから起こるであろう時代の変化に柔軟に対応出来る

    力が必要になってきていると感じました。

    勝村部長、アメリカ研修お疲れ様でした。

    そして貴重なお話、ありがとうございました!

    大徳はなの木薬局
    林崎 壽枝子

  • 11.23 恒例の【はなの湖マラソン!】

    11.23 恒例の【はなの湖マラソン!】

    11月23日、はなの湖マラソンが開催されました。

    今年は、はなの木薬局からは1チームのエントリー

    その名も ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜オールハナノキーズ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ です!!

    はなの木精鋭メンバー4人編成チームで、優勝を狙います!

    大会当日は心配される天気の中、無事に開会

    曇り空にも負けず、沢山のギャラリーで賑わう会場でした。

    狙うのはもちろん優勝!!

    M薬局長→N薬局長→K村部長→S我専務の走順で、いよいよスタート!

    1位で飛び出していくM薬局長に・・

    続いて俊足N薬局長!サービス精神旺盛な薬局長・・
    なんとピースして下さいました(^^)

    この時点で1位は18歳の高校生(>_<)次点オールハナノキーズ!
    という所で、たすきはK村部長に渡ります。

    決死の全力疾走!!1位との差をぐんぐん縮めます!

    駅伝は800m-1200m-800m-1200mという中距離の
    組み合わせなのですが、この800mの区間なんと全力

    そして専務にたすきが渡ります!

    ゴール近くで待ち構える私たちには、遠目に移るS我専務の姿のみ。
    順位にドキドキしながら声援を送る私たちの前に現れたのは・・

    オールハナノキーズ・アンカー S我専務でした!!!!\(^□^)/

    優勝 !!!!!!!!!!!!!

    見事ゴール手前のカーブで追い抜き、1位を勝ち取りました!!

    おめでとうございます!!!!
    来年は是非エントリーチームを増やして、臨みたいです。

    オールハナノキーズの皆様、お疲れ様でした(^o^)

    感動の走りの後のBBQは、格別でした。

    和気藹々とした雰囲気とおいしいお肉に、
    幸せいっぱいの私でした。

    幹事を務めて下さった児玉さん、
    第1エリアの皆様・ご家族の皆様、ありがとうございました!!

    また来年も楽しみにしています♪