カテゴリー: もりの里店

  • 第1期 実務実習生のみなさんへ

    第1期 実務実習生のみなさんへ

    今回、当社では『 もりの里はなの木薬局 』にて北陸大学の学生2名、『 田上はなの木薬局 』にて北陸大学の学生1名、『 本郷はなの木薬局 』にて富山大学の学生1名の計4名、薬学実習生を受け入れました。

     (本部集合研修風景)

    今回も実習生の皆さんから、我々はいろいろなことを学ばせていただきました。

        『 共に学び、共に育つ 』

    教えることばかりではなく、共に学び成長する大切さを強く感じました。

    実習生の皆さん、11週間本当にお疲れ様でした。

    しかし・・・今日でお別れではありませんよ。

    これからも、お互い共に学び、共に成長していきましょうね!!

    業務推進部部長
    奥田 武詩

  • 石川・富山エリア研修会のご報告 『 症例報告会 』

    石川・富山エリア研修会のご報告 『 症例報告会 』

    こんにちは!

    今回は、去年に引き続き2回目の症例報告会です!

    前回、自分は発表する立場だったのでドキドキでしたが、今回は聞く側です。

    これは心に余裕があるってもんですよ^^

    まずは、6月に開局したばかりの『 上飯野はなの木薬局 』 から

    「配合錠の併用によりARBの重複、それによる1日最大投与量の超過」

    実は自分、未だに2種の配合錠の重複処方は見たことがなかったりします。

    お次は、『 田上はなの木薬局

    「薬剤の継続服用による不信感や不安の解消、皮膚科領域におけるビオチン散、レベニンS散処方の目的」

    同じような処方の患者様がいるので、これで対応の幅が増えますね。

    続いて、『 もりの里はなの木薬局

    「潰瘍性大腸炎について」

    身近な体験も交えた発表で、色々と見習わなければならない所が沢山ありました!

    続いて、『 本郷はなの木薬局

    「在宅での確認事項」

    今後増えていくであろう在宅療養支援、その手順の勉強をする良い機会でした。

    処方薬の配達で患者様に直接会って話しをする事はよくあるのですが、それに近い物を感じました。想像していた物より難しい事ではないのかもしれませんね!

    最後に、我らが 『 大徳はなの木薬局 』!

    「トレーシングレポート(施設間情報連絡書)」

    処方薬による副作用を、トレーシングレポートを活用して解決した症例です。

    その後、何グループかに分かれてトレーシングレポートに関する症例についてのディスカッションを行いました。

    ディスカッションのまとめを発表するのですが、ココでまさかの発表者に選ばれてしまいました。

    最後まで油断できないところが恐しい・・・。

    各店舗で傾向の違う報告会でした。お互いに情報が共有できて、とても有意義な時間だったと思います。

    でもやっぱり、発表は緊張するから苦手だなぁ(笑)

    大徳はなの木薬局
    米島 聡

  • 石川・富山エリア研修会報告 『うつ病と躁うつ病 ?私たちに何ができるのか?』

    石川・富山エリア研修会報告 『うつ病と躁うつ病 ?私たちに何ができるのか?』

    今回は、もりの里店の上山薬剤師が『うつ病と躁うつ病』というテーマで発表してくださいました。

    うつ病の病因は様々ですが、その仮説として
    1.脳内のドパミン・ノルアドレナリン・セロトニン等のモノアミンが減少することによって発症するモノアミン仮説

    2.モノアミンが作用する受容体が多いために神経伝達機能が亢進しているという受容体仮説

    3.神経細胞の成長を調整する脳細胞の増加に不可欠なBDNF:脳由来神経栄養因子が関与しているのでは
    ないかという仮説があります。

    他にも鉄欠乏性貧血や甲状性疾患、歯科治療で歯に詰める重金属も病因となることがあります。

    現在では5人に1人が羅患し、誰でもなりえる現代病の一つと言えます。

    うつ状態であってもうつ病とは限らず、抑うつ気分や興味・喜びの喪失の継続等、診断基準が確立されています。

    うつ病の患者様にとって一番の仕事は休養と十分な睡眠であり、それと平行して体のなかでおこっている異常を
    薬で修正するという認識が必要です。

    (発表してくださった上山薬剤師)

    次に、躁うつ病とは躁病相とうつ病相を繰り返す病態と単純に思われがちですが、はっきりした躁病相がない場合もあり、
    こういった場合が続くとうつ病と見分けるのは難しくなります。

    また、症状がおさまっていても放っておくと多くの場合再発し、経過とともに再発の間隔が短くなるため、治療としては再発を
    防止することが必要不可欠となります。

    この二つの疾患は似ているようで全く異なり、違う経過や薬物療法となります。うつ病は第一選択薬に抗うつ薬や、補助的に
    抗不安薬を投与するのに対して、躁うつ病は気分安定薬やクエチアピン、ラモトリジンが使用されます。第一選択薬に抗うつ薬を
    投与するのは症状の悪化を招くことがあるためです。

    (質疑応答の様子)

    今回、実際に上山薬剤師の周りで発病された方々のお話や治療経過をお聞きしましたが、ご本人は本当に辛い思いを
    沢山されていました。本人が一番辛いのは当然ですが、特に躁病相を支える周りのご家族の努力であったり、うつ病相の
    患者様のための環境の配慮であったり、周囲の協力なしには治療を為しえないということです。

    思うようにいかない自分、接する周りの方との折り合い、薬の副作用、そして私たち薬剤師の対応でも辛い思いをされたとのことでした。

    言葉はほんの少しニュアンスが違うだけで捉え方が変わること、話し方や表情、目線・・・当たり前のことではあるけれど、
    患者様と接するその一瞬一瞬を大切にしなければならないと強く思いました。

    今回は大変勉強になったと同時に、患者様の背景を考えさせられる機会を頂いたように感じています。

    上山薬剤師、ありがとうございました!そしてお疲れさまでした♪

    もりの里はなの木薬局  浅井 真依子

  • 被災地への薬剤師ボランティア派遣 (石川・富山エリア研修会報告)

    被災地への薬剤師ボランティア派遣 (石川・富山エリア研修会報告)

    毎月定例のはなの木薬局 石川・富山エリア研修会を行いました。

    今回は、業務推進部の奥田部長が東日本大震災の被災地のボランンティア活動に参加された際の活動報告ということで、薬剤師、医療事務、薬学部の実習生も参加しての研修会となりました。

    奥田部長が被災地に入られたのは震災後1ヶ月半が経とうとしている時期でありましたが、被災地の僻地、少人数の避難所にはまだまだケアが行き届いておらず、ようやく医療チームが始めて訪れているようなところもあったそうです。

    保険薬局の薬剤師にしかできないことがある

    ということで、このような資料を持参されたそうです。
    いつも飲んでいる薬を無くしてしまった方に聴取する際に実際にお見せして薬を割り出す、これも日頃から様々な処方せんを調剤する機会のある保険薬局薬剤師だからできると。

    お薬手帳の活用。災害時にいつも飲んでいる薬が分からない。そんなときに役立つお薬手帳。この必要性を患者に啓蒙すべきなのも保険薬局の役割。

    必要な薬が不足している場合はOTCで対応する。これも日頃OTCに触れる機会を持ち合わせている保険薬局薬剤師だからこそできること。

    それぞれの立場で誰かのためにできることをする。

    医療を担う立場のもの。
    自身が被災者でありながら、現場に駆けつけた者。震災以降、休みなしでパンク寸前の仮設診療所で、医療を必要とする方のために働き続ける大勢の方。
    それをサポートする遠隔地から駆けつけたボランティアのメンバー。
    その中で我々保険薬局薬剤師、医療事務それぞれが今いちばんしなければいけないことをする。

    一人ひとりの力を結集することでおおきな取り組みへと繋がる。

    もし今ここが被災地となったら自分ならなにをするか・・・
    ディスカッション風景です。
    ・在宅でいつも関わっている患者を訪問する
    ・日頃からお薬手帳の必要性を周知できるよう努める
    ・薬剤師でなくとも、話し相手にだけでも

    等様々な意見が出ました。

    私も薬剤師としてはまだまだ駆け出しではありますが、どんなときでも医療従事者として何かできるように日々自己研鑽していこうと感じました。

                             田上はなの木薬局
    太田 聖絵

  • 第1回 富山県漢方調剤フォーラムに参加してきました!!

    第1回 富山県漢方調剤フォーラムに参加してきました!!

    先日、富山明治安田生命ホールで、富山県漢方調剤フォーラムが行われました。

    発表は富山市内の薬局がトップバッターでした!漢方薬を処方された患者様に対し、どう工夫すれば飲みやすくなるか、粉薬のまま飲んだ時とお湯に溶かして飲んだ時の味の違いなどを、処方ごとに調査した結果でした。

    漢方薬は「証」と言って、個人個人の体質に合っていればおいしく感じると言いますが、どうなのでしょうか。私も漢方薬を飲んでいますが、とてもおいしいです!合っているのかな?と同僚のO薬剤師に話していたところ、もともとおいしい漢方薬なのだと教えてもらいました(^^;

    そして漢方薬はもともと自然界に存在する生薬から、薬効のある部分を抽出し、組み合わせて煎じたもの。それを飲みやすい粉末に加工してあります。そのため、例えば生姜の成分が配合されているものなど、同じような成分の重複や薬効の変化を避けるために、空腹時の服用が有効とされています。ただし、明らかに薬効が違ったというデータがないために、食後でも大差がないということです。

    さらに「 湯」と名前の付くものは、元はこうした煎じ薬であったために、お湯に溶かして飲むと効果的です。

    同じ薬でも、感じ方が違うというのは東洋医学特有で面白いな!と思いました。例えばユナシンドライシロップ、小児用の抗生物質ですが、誰が飲んでもコーラ味がします(笑)

    やや話が脱線しましたが、漢方フォーラムでは他に、富山大学附属病院薬剤部での、煎じ薬の漢方調剤の様子が紹介されました。沢山の種類の生薬が並んだ様子は壮快でした。普段そんなに多くのきざみ漢方を目にすることはなく、調剤自体も私は経験がありません。煎じ薬特有の患者様のお悩みや、薬効の正しく得られる工夫などが紹介されました。「漢方薬服薬指導シート」を作成し、そうした問題を解決されているということでした。


    写真は、前半の発表の座長を務められた、奥田部長です。座長は初めてなさるとお聞きしましたが、全くそんな様子はなく!スムーズに会を進めていらっしゃいました。

    後半は富山県立中央病院の先生、富山大学の和漢薬研の先生から、漢方薬の正しい使い方や、消化管疾患に対する漢方治療についての発表でした。やはり漢方と一口に言っても、内容の生薬1つ1つに特長があり、当然有害事象も起こり得ます。そういった事象への、医師と薬剤師の共通の理解にむけてのお話がありました。また、消化性疾患は、比較的多く漢方薬が取り入れられる領域だそうです。生体のバランスや恒常性に重きを置く治療体系をとっている為と言えるそうです。大変奥が深く、興味深いお話でした。

    当日は大変な雪で、福井で電車が止まり2日待ち!小松でも数時間待ちの状態だったみたいです。ちょうど私の沿線は無事で、多少止まりはしましたが、久しぶりの電車を楽しんで帰って来られました。

    奥田部長、お疲れ様でした。また次回も是非、参加したいです。

    もりの里はなの木薬局
    上山 小草

  • 石川・富山エリア研修会報告 『 スタチン系薬剤の特性について 』

    石川・富山エリア研修会報告 『 スタチン系薬剤の特性について 』

    今回は、富山県富山市本郷町にございます 『 本郷はなの木薬局 』
    の福島薬剤師が 『スタチン系薬剤の特性について』 という演題で発表を
    してくださいました。

    脂質異常症という疾患のお話から始まり、各スタチン系薬剤の特徴までしっかりと
    盛り込まれており、幅広い演題に対し細部まで行き届いたお話でした。

    まず疾患の基礎として、TC (Total Cholesterol:総コレステロール) の
    人の体内での代謝から勉強しました。外因性コレステロールの摂取が増えると、
    内因性コレステロールの生成が減るなど、人の体は実に本当にバランスがとれた
    組織です。
    『脂質異常症』 と一口に言っても、高値を示すリポタンパク質の種類によって、
    引き起こす病態や治療法など様々に違いがあります。コレステロール摂取を制限
    するのは、LDL (Low Density Lipoprotein) 高値の場合、エネルギーや
    アルコール摂取を制限するのは、カイロミクロン/VLDL (Very Low Density
    Lipoprotein) 高値の場合 ・・・ など、食事制限の方法も違ってきます。

    学生の頃とは異なり、これらを勉強する際に、目の前に患者様の存在を感じられる
    ようになった気がします。

    < 緊張しながら発表中の福島薬剤師 >

    次に、演題のメインである、スタチン系薬剤の各特色について発表をして
    頂きました。

    各スタチン系薬剤の、構造的特徴・代謝、半減期、横紋筋融解症発症率、
    薬物相互作用など、現場の薬剤師として興味深いデータが多くあげられました。
    参考にされた文献が大学病院薬剤部出身、大学院薬学研究科教授によるもの
    であったこともあり、薬学的観点から非常に興味深かったです。

    『グレープフルーツジュースとの相互作用』は、カルシウム拮抗剤処方時の
    初回服薬指導では必須です。
    しかし、添付文書に記載はありませんが、このスタチン系薬剤にも、グレープ
    フルーツとの相互作用注意をするものがあり、裏づけがあるデータも取れて
    いるということでした。

    余談ですが、ほとんどのカルシウム拮抗剤で、このグレープフルーツとの相互作用に
    関する注意書きが薬剤情報提供文書に記載されます。ですが、本当に注意が
    必要なのは、そのうちの一部であるはずです。

    私たちは、本来の情報と大まかな範囲の情報とをしっかり見極めることが大切であり、
    そこが専門性発揮に繋がるのだなと、改めて感じました。

    今回の発表内容を踏まえて、食事療法を実施しているのに検査値が改善されない
    などの主訴に、どうお話させて頂いたらよいかなど、議論を呼びました。
    原発性であれば、先述した高値を示すリポタンパク質の違いにより説明されます。
    実際にお話を聞いてみると、制限しているのは魚介や卵だけ、という可能性もあります。
    それで良い場合も、あるいは不十分な場合もあるということでした。

    医療の世界は、勉強するたびに本当に奥が深いと実感させられました。
    今回のお話は、私たちが基本とする添付文書から、さらに1歩超えたものであり、
    大変勉強になったと同時に、意識向上にも繋がりました。

    福島薬剤師、どうもありがとうございました!!

    もりの里はなの木薬局
    上山 小草

  • 石川・富山エリア研修会 『 海外(アメリカ)研修報告 』

    石川・富山エリア研修会 『 海外(アメリカ)研修報告 』

    石川・富山エリア合同にて行っている社員研修会で、曽我専務に海外研修に

    参加されたご報告をしていただきました。

    今回の海外研修は、『日本保険薬局協会』が毎年企画している研修で、

    アメリカのシアトルにて、病院、薬局、大学等を見学された時の内容に

    ついてお話されました。

    項目を大きく分けると・・・

    アメリカの薬剤師がおこなっている主な仕事について

    アメリカの健康保険制度について

    アメリカの薬局での薬剤師の仕事について

    メールオーダーでの調剤について

    でした。

    そのうち、今回は と についてお話したいと思います。

    アメリカで医薬品を扱う職種としては「pharmacist」 と「technician」がありますが、

    各々がどのように作業をしているのかを、ビデオ映像と一緒に説明していただきました。

    見ていると、薬剤師はそれらしい格好をしてひたすら電話や書類を見ていて忙しそうに・・・。

    その傍ら、大勢のテクニシャンは私服を着てラフな感じでピッキングどころか投薬まで

    しています (ーー;)!!

    お話によると、ここの薬局では薬剤師はひたすら処方チェックや確認作業を

    していたとの事です。アメリカの薬局全かは不明ですが、薬剤師が実際に

    患者さんとお話していなかったことについてはたいへん驚きでした。

    次はメールオーダー調剤についてですが・・・

    メールオーダー調剤は読んで字の如く、何かしらの電子媒体で処方データ

    (処方せん)が送られ、それを調剤するというもの。

    ただ、規模がスゴイ!!日本の一般的なショッピングセンターほどの広さで

    1日数十万枚の処方せんを扱い、一両日中に調剤された薬が届けられると

    いう業態。 薬局というより工場といった感じですね 。

    さすがアメリカだ 壮大だな と思うのですが、そこには薬剤師や薬局が

    どのように患者の服薬における安全を担保しているのかが疑問でした。

    そこにはいろいろな企業として、成り立つようなシステム的な背景が

    あるようで、とても複雑との事です・・・。

    日本とアメリカは、同じ人間の社会でも歴史・政治・民族性などいろんな要素で

    医療の考え方や実施に違いがあります。アメリカのシステムが優れているとか

    悪いとかでなく、今後日本では薬局がどうあるのか。私たちがどうあるべきかを

    深く考えさせられた内容となりました。

    ちなみに、海外研修の詳細としては同じサイトにご本人が報告されていますので、

    みなさま興味があればぜひそちらも読んでいただきたいです。

    曽我専務、貴重な講演ありがとうございました m(__)m

    大徳店  夘尾

  • 第二エリア 恒例BBQ大会の様子です^0^

    第二エリア 恒例BBQ大会の様子です^0^

    皆さんこんにちは^0^

    さて、今年も恒例のBBQ大会がやってまいりました。

    今回は内灘にありますサイクリングターミナル内のBBQ施設で行いました。

    平成22年10月3日(日) PM0:00スタートです。

    心配された雨も何とか持ちこたえてくれまして、とても心地よい天気の中ででスタートいたしました。

    今回は総勢29名の方に参加いただきました。

    お子さんの数も毎年増えてきておりまして、今年は9名にまで増えました。

    一番上は5年生から、下は6カ月と幅広い年齢層です^^

     

    子供たちはさっさと食事を済ませてすぐに芝生へ出てサッカーやキャッチボール

    と楽しんでおりました。子供に大人気の「よっちゃん」(^^)

    お疲れ様でした。

    お肉の後は定番の焼きそばです。

    はじめは男性が作った焼きそばを食べたのですが・・・・

    やっぱり、主婦の作った焼きそばは味が全然違いまして・・

    とても美味しく頂きました。^0^/

    従業員の皆さん、お取引の皆さま、実習生の皆さん、幹事のU君

    ありがとうございました。

    また来年も行いますので参加お待ちしてまーす^0^/

    最後はみんなで記念撮影です。パシャ

     

    医薬事業部 勝村

  • 第2エリア研修会  2型糖尿病 —発症・治療薬・予防—

    第2エリア研修会  2型糖尿病 —発症・治療薬・予防—

    先日、浅野 直樹先生(元北陸大学薬学部教授)をお迎えし、
    「2型糖尿病  発症・治療薬・予防 」
    の演題にてご講演をしていただきました。

    はなの木薬局 第2エリア(石川県・富山県)始まって以来、幾度となく社内研修会を行ってきましたが、外部の講師をお招きするという試みは初!北陸大学OBも多く在籍している会社なので、自ずと緊張感も高まり、充実した研修会となりました。

    さて、糖尿病の治療薬といえば、最近登場したDPP-4阻害薬が話題となりましたが、医療の世界は日進月歩!!今度はGLP- アゴニストである「ビクトーザ」の登場が注目されています。

    日本人は遺伝的にインスリンを分泌しにくい遺伝子型を持った人が96%を占めており、生活習慣の欧米化によって、さらに発症のリスクは高まる一方だそうです。
    なんと日本人の6人に1人は糖尿病予備軍だとか・・・

    さらに、糖尿病は自覚症状が出た頃には、時すでに遅し・・・怖いです。

    内臓脂肪を蓄えた小太りの人は特に要注意!!肥大脂肪細胞はインスリン抵抗性の原因となる悪玉物質を多く放出し、善玉物質を減少させるそうです。

    インスリン抵抗性に関連する因子

    ※     アディポネクチン:グルコース取り込み促進、糖新生抑制、脂肪燃焼促進

    ※     レジスチン:脂肪細胞から分泌、インスリン抵抗性を惹起

    ※     PPARγ:肥大脂肪細胞減少、アディポネクチン分泌増加
    →インスリン抵抗性改善

    2型糖尿病は、生活習慣病という名のとおり、高血圧や高脂血症を併発している事も多いです。降圧剤としておなじみのイルベサルタンやテルミサルタンはPPARγを活性化→インスリン抵抗性を改善する為、糖尿病合併の高血圧には第一選択薬だとか。

    インクレチン関連薬は低血糖を起こしにくい薬として、また、従来の糖尿病治療薬で問題であった体重増加を起こさない薬として期待されていますが、これらは今後も目覚しいスピードで研究が進められる事が予測されます。

    このような薬の登場で、生活習慣病患者のQOLの向上を願うばかりです。

    最後になりましたが、大変興味深いご講演をしてくださいました浅野先生、本当にありがとうございました。

    もりの里店 太田

  • 薬局アンケート実施

    この12月になり、はなの木薬局では、
    患者さんの声にお応えできる薬局をめざすために
    アンケートを行っております。

    簡単な質問ばかりですのでそれほど時間はかかりません。
    また、記名式アンケートですが、どの患者さんがどう答えたかは
    薬局にはわからないようになっています。
    個人に対して不利益になるような事は絶対にありませんので
    是非ご協力をお願いいたします。

    どうぞ遠慮なく、思った通りにお答えください。

    DSC00903

     

     

     

     

     

     

     

    尚、アンケートはがきは、毎月無料配布しております健康情報紙
    「LiFe」のプレゼント応募券にもなっていますので、抽選ですてきな
    プレゼントがあたるかもしれません。

    投函締め切り  平成22年1月5日 です。