カテゴリー: 研修会・勉強会・学会の報告

  • 【大桑店】店舗内勉強会(睡眠薬)

    【大桑店】店舗内勉強会(睡眠薬)

    4月26日のお昼にMSDさんによる「睡眠と睡眠薬」について店舗内勉強会を行ないました。
    今月、催眠鎮静剤、抗不安剤、精神神経用剤で

    「連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避けること。・・・」

    の記載追加の添付文書改定が一斉に行なわれました。

    薬物乱用のきっかけにもなる医薬品であり、またベンゾジアゼピン系など

    特に夜間のふらつきや転倒のリスクがあるため、特に大桑店は高齢者の処方が多いので

    これを機会に再度勉強しました。

    ただ、長年服用していた薬を他の薬に変えるというのはなかなか難しいもの。

    より安全な薬と併用して徐々に変えていければベストだと思いました。

     

    今年も薬局の隣にツバメがやってきました。

    しばらくにぎやかな日が続きます。

    今は巣作りに大忙しなようです。

     

    大桑店 山瀬聡

  • 【東海エリア】社内研修会(若甦)

    【東海エリア】社内研修会(若甦)

    先日、第3回日邦商品販売促進社内研修会を行ないました。

    今回は東海エリア4店舗から13名が勉強会に参加し 日東薬品工業の田下様にお話しいただきました。

    今回の商品は「若甦」

     

    若甦は朝鮮人参5年~6年育成させた根のエキスが入っています。

    人参は主根・細根・ひげに分類され若甦は主根・細根のみで作られており

    高血圧・糖尿病など持病のある方や手足の冷え・疲れがとれないとお悩みの方に最適です。

    また、お湯割りにすることで体を温める力を相乗的に強めます。

     

    その他にもストレス社会に対応する為、自律神経のバランスを整えてくれ長く服用しても障りがありません。

    からだを正常の状態してくれる利点をセールスポイントにしてお客様に満足して継続していただく為

    学習した事を活かしていきたいです。

     

    大桑店 森

  • 【大桑店】他職種連携研修会(ワールドカフェ)の開催

    【大桑店】他職種連携研修会(ワールドカフェ)の開催

    2月4日(日)に木曽薬剤師会主催で

    「薬剤師を活用した在宅医療推進のための他職種連携」

    に関する研修会を行いました。

    内容はワールドカフェ形式で、在宅医療に関わる職種の方に参加をいただき

    薬剤師と情報交換等行いました。

     

    昨年の2月に長野県薬剤師会主催の研修会に参加してちょうど1年。

    今回は実施する側として2回目となります。

     

    日曜の午前にもかかわらず、ケアマネ、看護師、介護員、支援員、生活相談員と

    様々な職種の方が参加して下さいました。

     

    今回は司会進行のため話に参加できませんでしたが、

    約2時間と短い時間で活発な意見交換ができたようです。

    最後に、アンケートを書いていただいたのですが

    ほとんどの方が大変良かったとの感想をいただきました。

    医師、歯科医師の先生にも参加希望という意見もありました。

     

    今後も年に数回できれば定期的に開催していきたいと思います。

     

    大桑店 山瀬聡

  • 【八ツ矢店】白山ののいち薬剤師会 多職種連携委員会勉強会

    【八ツ矢店】白山ののいち薬剤師会 多職種連携委員会勉強会

    白山ののいち薬剤師会では多職種連携を行える地域のサポート薬局を目指し毎月勉強会を行っています。

     

    今回の勉強会では弊社のM課長に在宅におけるPCAについて講義をして頂きました。

    約30名の参加があり、麻薬の基礎からPCA活用の症例まで講義いただき、

    地域の薬剤師の方からも分かり易いと大好評でした。

     

    また、スミスメディカルのNさんに実際の機械を使ってPCAポンプの手技を教えて頂きました。

    初めて触る方も多く実際にPCAポンプにふれる事ができ、良い経験となりました。

     

    白山ののいち地区では高齢者が多いにも関わらず、

    在宅も遅れており多職種連携が早急に求められています。

    今回、はなの木薬局から普段、私たちが在宅で行っている情報を発信する事ができ

    地域の薬剤師さんの勉強のお手伝いが出来た事をうれしく思います。

     

    在宅終わりに富山から講義をしに来て下さったM課長に感謝申し上げます。

    八ツ矢店 宮下

  • 【八ツ矢店】介護予防サロンオープン!

    【八ツ矢店】介護予防サロンオープン!

    白山市にある古民家を利用した介護予防サロンの「福蝶」オープニングイベントに

    地域連携活動の一環として参加しました。

    オープニングのテープカットです。

    地域住民の方、地域住民の皆様、白山市市役所長寿介護課、ボランティア団体聴蝶の皆様と

    沢山の参加がありました。

     

    昼食は災害用惣菜作り。

    ナイロン袋に野菜と調味料を入れて煮ます。食器も新聞紙で作りました。

    食事の準備も参加者がします。

     

    白山ののいち薬剤師会からお借りした血流測定機を用いた、お薬相談を行ないました。

    血流の流れ方により健康状態の目安にします。

    日頃、疑問に思っているけどお医者さんになかなか聞けなかったというお話しが沢山出てきました。

    生活習慣や血流の良くなる食品など紹介しました。

     

    今後も毎週水曜日と土曜日の10時から15時で開催されます。

    剣先ディサービスで活用されるなど社会資源としても期待されています。

    子供から高齢者まで色々な人が集い、のんびりできる場所。誰かに会える場所。自分でいられる場所。

    人と関わる中で育つ心を大切にし、心と体の健康作りや「品格のある老い」を目指した

    介護予防サロンにして行きたいそうです。

     

    八ツ矢店 宮下

  • 【大桑店】デンチャーケアの勉強会

    【大桑店】デンチャーケアの勉強会

    薬局長がグリーン会の『口腔ケア用品・デンチャー(入れ歯)ケアについて』の研修会に参加されました。

    店内で販売しているデンチャーケア製品について知っておくといいよ!

    ということで勉強会を行いました。

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    デンチャー(入れ歯)の材質はレジン床と金属床とあり、金属床は熱を伝えやすいなどの特徴があります。

    デンチャーケアは

    「水洗い」

    「食器用洗剤で洗う」

    「歯磨き粉でみがく」

    「ブラッシング・洗浄剤につける」と様々あります。

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    店舗で販売している洗浄剤を使う頻度は意外にも

    「3日に1回」「1週間に1回程度」との報告もあり

    平均して1週間に2.1錠の利用でした。

    洗浄剤は細菌だけでなく、カンジタ菌などの真菌を除菌します。

    洗浄剤も「総入れ歯用」と「部分入れ歯用」とあります。

    「部分入れ歯用」の洗浄剤は、防サビ剤入りで黒ずみになりにくいようです。

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    また安定剤には4つ(クリーム・シート・パウダー・クッション)タイプがありそれぞれに特徴があります。

    「クリームタイプ」⇒少量でピタッと安定し食べ物がはさまりにくく毎日使うもの。

    「クッションタイプ」⇒チューインガム状ですき間を埋めて固定し何日か使用できるもの。

    「パウダータイプ」⇒唾液やお茶などの水分に触れると粘着性を発揮し違和感が少ないもの。

    「シートタイプ」⇒唾液やお茶などの水分に触れると粘着性を発揮し携帯に便利なもの。

     

    口腔ケア製品についても口腔ケアスポンジなど様々な種類を見せてもらいました。

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    意外と知っていたようで知らなかった事があり、今後患者様にデンチャーケア製品を

    販売する際には学んだことを活かしてアドバイスをしたいと思います!

     

    大桑店 原田

  • 第49回日本薬剤師会 学術大会in愛知

    第49回日本薬剤師会 学術大会in愛知

    10月9日、10日の2日間、日本薬剤師会学術大会に参加してきました!!

    入社1年目の私たちは初めて参加する学術大会でした。

    日本全国から薬剤師が1万人近く集まる大会ということで広い会場は人でいっぱいでした(◎o◎)!

     

    会場内は分科会や口頭発表の他にもポスター発表や医療機器の展示や

    関連書籍の販売などさまざまなコーナーが設けられていました。

     

    お昼のランチョンセミナーでは「エクオールの有用性について」学びました。

    おいしいお弁当を食べながらの参加だったので、リラックスして聞くことができました♪

    エクオールが関係する商品として、はなの木薬局では「エクエル」という商品の取り扱いがあります。

    セミナーで学んだことを更年期の悩みのある患者さんの健康サポートに生かしたいと思います。

     

    夜はお待ちかねの社内懇親会!

    名古屋で開催ということで、地元名物の手羽先を頂きました。

    普段顔を合わせることのできない東海エリアのメンバーとたくさんお話しをして

    親睦を深める事ができ、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。

     

    印象に残ったのは赤羽根先生のお話で

    『法律には1つ1つしっかりした理由があり会社全体で法令趣旨を理解し実践していくことで

    結果的に利益が上がる会社に成長できる』という所。

    ただ作業をせず、1つ1つ理由を考え、薬剤師として専門的・法規的にしっかりと理解し行動する事が

    会社にも社会にも良い恩恵を与える事ができると改めて感じました。

     

    さまざまな視点から薬剤師の役割について学ぶことができ

    今後必要とされる薬剤師としての姿を自分なりにイメージできたので

    早速、実践していきたいと思います!

     

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    たくさん食べて、たくさん学んだ2日間でした。

    参加された皆さん、お疲れ様でした!

     

    田上店 中村

    大徳店 山本

  • 【営業本部】第49回北陸信越薬剤師学術大会@富山

    【営業本部】第49回北陸信越薬剤師学術大会@富山

    「第49回北陸信越薬剤師学術大会」に参加致しました。

    本年の北信越学術大会は地元の一つでもある富山県で開催されました。

    例年通り各薬局・医療機関・企業などからバイタリティを感じる研究や取り組み発表がありました。

    私が聞いた発表の中では「かかりつけ」「地域」「連携」という言葉がよく耳にしたと感じます。

    単に報酬改定からの派生ではなく、我々はどの役割を担えば『治し支える』医療と介護全体の中で

    必要とされるかを解いているよう思えました。

    当社からは1つの口頭発表と2つのポスター発表がありましたので紹介致します。

     

    ①口頭発表「はなの木薬局における残薬の状況」

    大后 靖也(上飯野はなの木薬局)

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    残薬がおきる傾向を年齢・性別・負担金状況・疾患・先発後発医薬品・薬の種類剤数・服用回数等で

    傾向を調査し、残薬がおきやすい患者像を見ることで服薬指導を効果的に実施する事や

    医師への処方提案の根拠に活かそうと考察したもの。

    患者さまとは限られた短い時間でしか面接できませんから、的を絞り効果的に指導できるような工夫をする事で期待される薬物量治療のサポートが行えるでしょう。

    薬は交付されて以降が本番なので、当取り組みである残薬対策を通じて

    患者さまの効果的な薬物治療への貢献ができるでしょう!

     

    ②ポスター発表「介護施設におけるはなの木薬局の取り組み」

    萩原 淳一(本郷はなの木薬局)

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    高齢者施設では介護の質を向上維持する事と療養のサポートが必須となるが

    介護施設従事者が服薬支援をする事が本来行うべき業務に専念できない理由となりがち。

    患者さまの個別対応と従事者との連携をアプローチの大枠とし、施設での服薬支援を薬剤師が対応した結果

    誤薬の頻度が減り、服薬困難の改善、効果的な情報共有に至れた内容を報告しております。

    各々の役割を全うすることで入居者様が健やかに暮らせ、係る従事者がやりがいを感じられる環境が

    作れることに貢献できていれば良いですね!

     

    ③ポスター発表「後発医薬品使用促進におけるはなの木薬局の取り組み」

    小山 葵(本郷はなの木薬局)

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    後発医薬品については、経済財政運営と改革の基本方針2015では

    平成30年度から平成32年度末までで80%以上の数量シェアを目指すとされています。

    保険薬局個々が実績結果を出すひつようが求められている中、所属薬局で実施した取り組みを紹介。

    在庫・案内手法・医師との協働をポイントに取り組み、80%を超える結果に。

    後発医薬品については色々な情報が錯交する世の中で、薬剤師は正しい情報と安全な薬剤を

    患者さまに届ける必要があります。

    後発医薬品促進とその質の向上に係れるようこれからも務めていきましょう!

     

    当社では、学術大会等取り組みや研究の発表を通じて得られる知識や気付きを重要視しており

    発表や参加についてはサポートさせて頂いております。

    発表者に限らず、日々業務を通じて様々なことに考究している姿勢は皆、素晴らしいですね!

     

    今回発表・参加された方、お疲れ様でした!!

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    営業本部 卯尾

  • 【浅野川店】嚥下機能と食事の形態について

    【浅野川店】嚥下機能と食事の形態について

    嚥下調整食品メーカー「ニュートリー」さんをお招きし店舗勉強会を行ないました!

     

    現在、死因別死亡数の割合第3位が肺炎。

    その中でも、特に高齢者の多くが、誤嚥性肺炎が原因で亡くなっています。

     

    さて、食材には色々な切り方がありますが

    以下のうち噛む回数が一番少ない切り方はどれでしょう?

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    実は最も大きいぶつ切りが噛む回数は一番少ないのです。

    飲み込みやすい形状とは凝集性が大きく、付着性が小さい食事なのだそうです。

     

    凝集性とは食物が押しつぶされた後、食品同士が結合しあい

    飲み込みやすい食塊を形成する能力です。

    水などのしゃばしゃばしたものは、気管に流れやすくなるのですね。

    付着性とは、ベタつきの度合いで大きすぎると喉の奥や口の中に張り付きやすくなります。

    それが唾液に溶け出して、知らず知らずのうちに誤嚥の原因となっていることも。

     

    とろみをつけた飲料や、ゼリーをサンプルに試食ターイム!!

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    しかし、ニュートリーさんの嚥下調整食があまりにも美味しくて

    先走って完食してしまった食いしん坊さんもいましたが(笑)

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    実践してみると飲み込みやすさがよくわかりますね〆(._.)メモメモ

     

    浅野川店 太田

  • 【大桑店】木曽薬剤師会医療研修会

    【大桑店】木曽薬剤師会医療研修会

    7月21日に木曽薬剤師会医療研修会を行いました。

    木曽薬剤師会では毎年、年間スケジュールを組んで研修会を行っています。

     

    今回は「COPDの現状と配合剤の位置づけ」と「医療安全研修」の

    2題について勉強しました。

     

    まず、COPD・・については、ノバルティスの担当者の方にお願いして

    COPDのガイドラインと薬の特徴、吸入薬の使い方・吸入指導のポイントを教わりました。

     

    吸入薬については、喘息薬も含めて多くの成分・配合薬があり

    デバイスも様々なものがでてきて服薬指導の現場でもなかなか整理できていない状況です。

    今回は、ドライパウダーの製品をもとに吸入指導のポイントが勉強になりました。

    吸入時に目線を上に向けるだけで胸が開き、呼吸も十分に深くできるなど

    ちょっとした指導のコツもわかりました。

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    2題目の医療安全研修は

    KY(危険予測)を実践できる」「危険なツボを共有する」を

    今回の到達目標として行ないました。

     

    研修では、服薬指導時に得られた情報からそこに隠れているリスクを見つけ

    どのように対処するかをグループディスカッションしました。

    さて、以下は今回行なった演習です。

    この患者さんに隠れているリスクは? それに対する対応が想定できますか?

     

    65歳男性 統合失調症処方せん

    ジプレキサ10mg 2T 1日1回朝食後 14日分

    総合病院の精神科で1年間にわたって診察を受けておりここ数か月はジプレキサが処方されている。

     

    ヘビースモーカーだった患者は最近、家族や医師から禁煙をしつこく言われていたため

    今日から禁煙することにしたと薬局に訪れた際に薬剤師に話した。

    それを聞いた薬剤師は

    「本当に良いことですから頑張って禁煙を続けてください」と話した。

    (ヒヤリハット事例に学ぶ服薬指導のリスクマネジメント、日経BP社 より)

     

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    危険回避に対しての対応は1つとは限りません。

    様々なケースを想定し常に危険予測を念頭に業務を行ないたいと思います。

     

    大桑店 山瀬聡