「 平生(へいぜい)が全てである 」
という言葉には多くの意味が存在しています。
今回は薬局の患者様に対する薬剤師の
姿勢についてです。
さて
クレーマーと言われる方が薬局にも来店されて
いちゃもんをつけたり、大きな声でさけんだり・・・
全国の薬局のスタッフの方も悩むことが
あるのではないでしょうか?
トラブルを起こしたら非常にまずく注意が
必要な方のことです。
この「平生」とは
その方にしてはいけないミスをしても
いつもの心がけをしっかりしていれば
問題は最小限で対処できるということです。
これは、社員間であったり、
上司と部下であったり、
取引先との関係であったり
債権者(銀行)との関係であったり
全てのステークホルターに対して
いえる事です。
いつもの接客が、いつもの笑顔が
トラブルの時には、凄く役に立ちます。
接客は「平生が全てである」と思います。
カテゴリー: 私たちの取組み
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平生が全てである
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あなたの薬局の薬剤師会費はどれくらい?
5月20日(日)に岐阜県薬剤師会恵那支部の
総会があり出席してきました。
今回の最大の課題は、薬剤師会費および内査費を
見直すことです。
全国に展開する薬局チェーンが、この会費や
FAX料をめぐって地方の県薬剤師会や各支部で
異論を唱えたり、脱退をしている訳です。
ここでこの地区の決定内容を紹介します。
岐阜県薬剤師会へ 1枚につき ・・・ 5円
恵那支部保険部会へ 1枚 800枚 ・・・ 3000円
801枚 1600枚 ・・・ 5000円
1601枚 2400枚 ・・・ 7000円
2400枚 ・・・ 9000円
恵那支部の中の中津川薬剤師会
一薬局一率 2000円
それ以外にFAX代
公立の病院からのFAX枚数に応じて
1枚につき ・・・ 50円
今までは全て1枚あたり〇〇円徴収という形でした。
全国の調剤チェーンはある意味リスクをおかし建物や地代に投資をし、
それ以上のリターンを求めて積極的に出店してきました。
しかし
大切な調剤フィーから得た利益を1枚〇〇円という枚数を
伸ばせば伸ばすほど「活動しているか不明な薬剤師会」に
取られては、たまらない。
意味のある会費ならば支払う、
という所です。
ある意味よくわかる話です。
しかしこの岐阜県下の恵那・中津川という地域の薬剤師会は
非常にまじめで勉強会や福祉活動にも参加し
真っ当な事業活動をしている地域と言えるのではないでしょうか。
当社は、石川県金沢市、岐阜県瑞浪市、長野県木曽郡にも
出店しておりますが、近隣地域において事業活動が明確でないが
徴収額は多額である地域もあるようです。
経営的に楽だとか苦しいからという理由でなく
薬局経営オーナーは
会社(薬局)が支払うキャッシュはその額に見合う価値を
しっかり把握しているはずです。
見合わないものは、いずれ影響力の大きい企業が
価値と価格の相違について異論を唱えます。
今回の薬剤師会費の見直しは、概ね妥当なのでは
ないでしょうか。
(見直しは今後必要ではありますが) -

薬局の施設内は全面禁煙!
みなさんの知っている調剤薬局は
喫煙スペースはあるんでしょうか?
当社の中でも最も患者数の多い坂下店では
店舗の隅っこに灰皿を置き、喫煙スペースを
設けて参りました。
これは喫煙する方への配慮でもありました。
しかし以前から煙の灰が店内に入ったり、
薬局のイメージの問題で是非論がありました。
そんな折に処方発行元の
「国保坂下病院」は
平成19年4月1日
施設内全面禁煙に踏み切りました。
院長も反対意見の多い中
すばらしい決断をされました。
ところがこの4月1日をきっかけに
なんと!
院内の入院患者さんが一斉に
当薬局の灰皿をめあてに集まってきたのです!
第一にゴミを散らかす。
第二に火の始末ができていない。
そして
他の患者様に大迷惑をかけている。
スタッフの中にもいろんな意見はありましたが
そもそも私たちの
企業哲学に照らし合わせると
当然、
「健康を応援するために存在する」
訳です。
というわけで
6月1日から灰皿を全て撤去し、
施設内全面禁煙と致します。
どうぞご理解下さい。
PS
それにしても驚いたんです。
車椅子の方、松葉杖の方、
そして検査機器やシステム関連の営業の方・・・。
日曜・祝日関係ありません。
アメニミマケズ、カゼニモマケズ・・・。
1日に3回も4回も喫煙に来られて
ビックリです。
携帯灰皿を持っていればいいと
いうわけではないようです。
喫煙される方、本当にマナーを守りましょう。 -
薬剤師会を脱会する企業もある?
昨年から、この業界では薬局が薬剤師会へ支払う
「薬剤師会費」について賛否両論の声が聞こえてきております。
(参照 : http://www.yakuji.co.jp/entry639.html)
もちろん薬局経営者側からの話です。
薬局経営者は、「日本薬剤師会」「県薬剤師会」「市薬剤師会」に
処方せん枚数に応じて又は店舗数に応じて上納金として
毎月支払いをしています。
実は、
全ての薬局が支払っている訳ではありません。
「日本薬剤師会」に所属しているからです。
所属していない薬局は支払っていないため昨年 日本調剤
という最大手の薬局チェーンはこの会を脱会表明しています。
他の薬局チェーンも各県で同様の姿勢を示しています。
県薬剤師会や市薬剤師会などは対応に困惑して
迷走しています。
なぜこうなってしまったのでしょうか?
また、
なぜ困惑して迷走しているのでしょうか。
(問題が表面化していない又は解決している
薬剤師会もあると思いますが・・・)
当社の考えも含め、詳しくは後日お伝えします。 -
介護認定審査会
当「はなの木薬局」の本店が所在する
中津川市と隣の恵那市合同の
「恵那・中津川介護認定審査会」の
全体会議が合同庁舎で行われました。
「認定審査会」というのは、介護保険における
要介護1 5などを判定する機関です。
医療・福祉・介護の各領域から医師・歯科医師・
保健婦・看護婦・福祉士そして薬剤師が合議体を
つくり月に一度会議を行います。
今年から当店も地域の人の「心の健康を応援する」を
哲学に活動しているので、この審査会に2年は参加して
お手伝いいたします。
私個人としてもケアマネージャーの資格を取得していますが
「訪問調査」と「医師の意見書」にて判定された一次判定が妥当か
否かを識別するのは相当、努力が必要です。
またここで、奮闘記を述べたいと思います。 -
薬局姿勢

医療の中心は医師であり、薬剤師はそれをサポートすることを考え「医師の下で」そのチーム医療の一員として常に勉強に励み、処方意思を正確に読み取るよう学習し、医療の質を向上させることが使命であると考えています。私たちは患者さんに薬の情報を正確に伝え、指導し、患者さんが服用し、そして医師の診断に戻って行く。この一連の流れを作る事が我々の仕事であると考えています。 

患者さんは病人であり、不安・悩みのある方がほとんどです。私たちは薬局に来店された時から笑顔とまごころを持ってお迎えしなければなりません。コミュニケーションをとり相談しやすい環境を作り、スタッフ全員で患者さんの「となり」で話を聞く姿勢をもち、信頼関係を構築することに努めています。 